お酒を飲んだ後はなんだか肌の調子が違う、肌がいつもより乾燥する…。そんな飲酒後に起こりがちな肌トラブルを防ぐスキンケアのコツを海外の皮膚科医がアドバイス。(フロントロウ編集部)

お酒と肌トラブルって関係あるの?

 クリスマスパーティーや忘年会、お正月など何かとお酒を飲む機会が増える年末年始のシーズン。つい飲みすぎてしまった翌日は、二日酔いで気分が優れないだけでなく、なんだか肌の調子もイマイチ…と感じる人もいるのでは?

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 ロンドンにある美容クリニックArtistry Clinicの創業者で皮膚科医のサラ・シャー医師によると、お酒を飲んだ翌日に肌トラブルが起きやすい主な理由は、身体の水分不足(脱水)。

 シャー医師は「アルコールの飲み過ぎによる主な影響の一つは脱水。これは身体だけでなく、肌にも影響を与える」と米Dazed Beautyでコメント。続けて、「アルコールは、体から水分を押し出す利尿作用があるため、肌に必要な水分まで失われやすく、容易に肌が脱水状態に陥りやすい。その結果、肌が乾燥してくすんで見えたり、小じわやほうれい線が目立ちやすくなったりする」と説明。

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 さらに、シャー医師は「とくに白ワインなど糖分を多く含んでいる飲み物は、飲み過ぎると肌が赤くなったり、肌荒れを引き起こしたりする場合もある」と、アルコールの過剰摂取は肌の乾燥だけでなく、ニキビや吹き出物の引き金となる可能性もあると指摘した。

お酒を飲んでも美肌をキープするコツは「水分」

 では、お酒による肌トラブルを避けるためには何をすべきなのか。シャー医師いわく、最も手っ取り早い方法は、とにかく水をたくさん飲むこと。

画像1: お酒を飲んでも美肌をキープするコツは「水分」

 シャー医師は「正しいスキンケアを行ない、水をたくさん飲めば、たいていの場合は数日後には元の肌状態に戻る。あとは数日間アルコールを控えて、体内のアルコールや毒素を取り除くことも重要」とのこと。

 より効果的にスキンケアを行ないたい場合は、「ビタミンA(レチノール)」配合のスキンケア製品を使用するのもひとつの手。シャー医師は「ビタミンAには肌の生まれ変わりをサポートする働きがあるため、乾燥による小じわやほうれい線を予防するのにはもってこいの成分」とコメント。

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 ほかにも、お酒の飲みすぎによる顔のむくみが気になる場合は、冷凍庫で冷やして使うローラー状の顔用マッサージ器具「アイスローラー」や「氷」を使うのもあり。顔のむくみを解消するだけでなく、肌の赤みを和らげる働きもあるのだとか。

 なにかとお酒を飲む機会が増えるこれからの季節。お酒を楽しみながら美肌をキープするためにも、お酒を飲んだ翌日はしっかり肌のメンテナンスを行なうことを忘れずに。(フロントロウ編集部)

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