DC人気キャラクターが集合!『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』
DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』は、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で脚本&監督を務めたジェームズ・ガン監督によるDC映画。2016年に公開されたデヴィッド・エアー監督の映画『スーサイド・スクワッド』の続編ではなく、また違った角度からDCヴィランたちの活躍が描かれている。
本作には、2016年の『スーサイド・スクワッド』よりハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーや、リック・フラッグ役のヨエル・キナマン、キャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニー、アマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィスらが続投。
しかし、DCの人気キャラであるジョーカーは、『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』に出演していない。その理由をガン監督が明かした。
『ザ・スーサイド・スクワッド』にジョーカーが登場しない理由
2016年に公開されたエアー監督版の『スーサイド・スクワッド』には、映画『ダラス・バイヤーズクラブ』などで知られるジャレッド・レト演じるジョーカーが登場。これまでの“ジョーカー像”とは一味違ったアウトローなその雰囲気で、多くのファンを魅了した。
しかしガン監督の『ザ・スーサイド・スクワッド』では、ジョーカーの姿は全く登場しない。その理由についてガン監督は米Desde Hollywoodとのインタビューで、こう述べた。
「取り入れてみたいキャラクターが他にもいろいろいる。ジョーカーはそのうちの一人じゃない。彼は多くの人によって何度もうまく描かれてきた。僕は、まだ十分に活躍していないキャラクターや、自分と相性の良いキャラクターを取り入れることに興味があるんだ」
ジョーカーと言ったらジャレッドのほかにも、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ホアキン・フェニックス、そして声優としてはマーク・ハミルなど、数々の名優が演じてきたキャラクター。ガン監督は、それに対抗するのではなく、これまで活躍のチャンスが少なかったDCキャラを登場させ、新たなスターを生み出すことに興味があるよう。
生き生きとしたキャラ描写が得意な“ガン監督版ジョーカー”も見てみたい気もするが、今後彼の手によってさまざまなDCキャラクターが実写化されていくのも楽しみ。(フロントロウ編集部)