アメリカで開催されたアマチュアボクシングの試合で、20歳の男子大学生が死亡した。(フロントロウ編集部)

ファイト・クラブのようなもの…、試合で大学生が死亡

 アメリカで行なわれたアマチュアのボクシングマッチで、参加した20歳の青年が死亡した。彼の友人は、「試合はアンダーグラウンドのファイト・クラブのようなものだった」と、米KLAS 8 News Nowの取材で話した。

 青年は11月19日の試合に参加し、11月23日に、試合で負ったとみられる脳へのケガで死去。その日は、彼の21歳の誕生日の4日前だったという。

 また、この試合は、アメリカで多くの会員がいる男子学生の社交クラブKappa Sigma Fraternityが主催し、青年が通っていたネバダ大学も知るものだったという。しかし、青年の友人によると、試合会場で適切な医療チームや医師を見かけなかったという。また、青年にボクシングの経験はなかった。

 青年の両親も、試合ではプロの審判はおらず、青年は早急な医療ケアも受けられなかったと指摘している。家族の弁護士は、「20歳の子が、どうやって大学公認のアマチュア試合で命を落とすことになったのかを明らかにするため、くまなく調査します」という声明を発表している。

 Kappa Sigma Fraternityは、彼の死にお悔やみの言葉を発表。ネバダ大学も、在校生に向けてメールを送付した。

(フロントロウ編集部)

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