『スパイダーマン』のチケットを求める人が続出
日本で2022年1月7日に公開されるMCU映画『スパイダーマン』シリーズの最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、欧米などでは12月17日頃に公開されることが決定している。
そんな『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の前売りチケットが11月29日に発売されると、大手映画館AMCシアターズのアプリがクラッシュ。なかにはチケットを購入するために45分かかったという人も。
本作は人気シリーズとは言え、アプリがクラッシュするほど人が殺到した理由は、購入者特典にあったよう。
先着順に『スパイダーマン』のNFTをプレゼント
多くのファンがAMCシアターズでチケットを急いで手に入れた理由のひとつは、仮想通貨技術を使ったNFTアートの限定オファーが用意されていたから。
仮想通貨のブロックチェーン技術を活用し、デジタルアートに多くの機能をつけたNFTアートは、投資目的で購入する人も多く、近年最も注目されているアートのひとつ。
ソニーピクチャーズとAMCは共同で、AMCシアターズの「Stubs Premiere & A-List」と「AMC Investor Connect」の会員に、初日の前売り券を購入または予約した先着8万6,000名のみに『スパイダーマン』のNFTアートをプレゼントすると発表したため、AMCのアプリがクラッシュするほどファンが殺到した。
今回配られた『スパイダーマン』のNFTアートは、今後価値が急上昇する可能性はおおいにある一方で、NFTは取引に多大な電力消費が必要となるため環境に対する悪影響も懸念されている。(フロントロウ編集部)