警察が複数の女性から性的暴行や性的人身売買で訴えられているマリリン・マンソンの自宅の家宅捜索を行なったことが明らかに。(フロントロウ編集部)

マリリン・マンソンの自宅を警察がガサ入れ

 警察が性的暴行事件の捜査で、ミュージシャンのマリリン・マンソンことブライアン・ワーナーのウエスト・ハリウッドにある自宅を家宅捜索を行なったことがわかった。ご存じの方も多いと思うが、マリリンはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロス役で知られる俳優のエスメ・ビアンコをはじめとする複数の女性から、性的暴行や性的人身売買で訴えられており、現在、警察が捜査を行なっている。

 ロサンゼルス郡保安官事務所の関係者が米New York Postに明かした話によると、現地時間11月29日、令状を持った性犯罪特捜班の捜査員がマリリンの自宅に強制的に立ち入ったという。今回の捜索は、2019年に裁判所に提出されたマリリンによるドメスティック・バイオレンス/DV(家庭内暴力)及び性的暴行に関する進行中の調査に関連するもので、マリリンは不在だったが、捜査官は約4〜5時間にわたって家を捜索し、USBメモリやハードディスクなどのメディア記憶装置を押収した。

画像: マリリン・マンソンの自宅を警察がガサ入れ

 被害者のひとりであるエスメは連邦裁判所に提出した書類のなかで、マリリンから性的、肉体的、精神的に虐待されたと主張している。また、マリリンの元アシスタント、アシュリー・ウォルターズも同様の被害を訴えており、今年5月、マリリンから性的暴行やセクハラ、精神的苦痛を受けたとして訴訟を起こした。

 ちなみに、マリリンは自身に向けられている一連の疑惑について、「ご存じの通り、私の芸術と人生は、これまでにも多くの論争を巻き起こしてきました。しかし、最近の私に対する主張は、ひどく不愉快な現実の歪曲にすぎません。私の親密な関係は、すべて、同じような趣向を持ったパートナーと、完全なる合意に基づいたうえでのものです。どういう理由で、彼女たちが今になって過去の事実を捻じ曲げることを選んだのかは分かりませんが、真実はそういうことです」と、インスタグラムを通じて否定している。(フロントロウ編集部)

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