俳優のジョージ・クルーニーが約40億円のCMオファーを断った理由がさすがだと話題に。(フロントロウ編集部)

高額出演料でも首を縦に振らなかったワケを明かす

 映画『オーシャンズ』シリーズなどの代表作で知られる俳優のジョージ・クルーニーが、過去に約40億円のCMオファーを断ったことを英The Guardianのインタビューで明かした。

 今年5月に還暦を迎えたジョージは、“今、十分なお金があると感じるか”という質問に対し「まあ、そうだね」と答えると、続けてお金に困っていないことがわかるこんなエピソードを披露した。

「ある航空会社からのCMをオファーで、1日で3500万ドル(約40億円)というギャラを提示されたんだけど、アマルと相談してその価値はないと判断した」

 ご存じの方も多いと思うが、ジョージの妻アマル・クルーニーは国際法と人権を専門とする敏腕弁護士で人権活動家でもある。企業名や国名については明かさなかったものの、ジョージいわくその航空会社と関係のあった国に何かしらの問題があったそうで、「同盟国ではあるものの、当時、疑わしいとされていた国と関係していた。だから、『この仕事を受けることで睡眠時間が1分でも削られるなら、その価値はない』と思ったんだ」と断った理由について説明した。

画像: 高額出演料でも首を縦に振らなかったワケを明かす

 ちなみに、近年、俳優としての活動が減っているのも少なからずアマルの存在を関係しているようで、ジョージは俳優業への現在のスタンスについて、「そもそも素晴らしい役があまりないっていうのもある。それに、僕はもう演技をする必要はない。60歳になったときに妻とこんな話をしたんだ。『僕はまだ元気に動き回れるし、2人とも自分の仕事が好きだ。でも、馬鹿げたことに時間を取られないようにしないとね』って。そのためにはまず自分の人生をしっかりと歩むことが大切なんだ」と語っている。(フロントロウ編集部)

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