新旧スパイダーマンの共演の噂が絶えない『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
日本では2022年1月7日に公開されるトム・ホランド主演のMCU新作映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。公開まで1ヶ月を切ったなか、ファンの間では同作で“新旧スパイダーマンが集結するのか”が話題になっている。
本作については、トビー・マグワイヤやアンドリュー・ガーフィールドが演じた旧スパイダーマンも登場するのではないかという噂が囁かれ続けており、現時点までに、アルフレッド・モリーナ演じるドクター・オクトパスや、グリーンゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードなど、サム・ライミ監督版やマーク・ウェッブ監督版に登場した過去の歴代ヴィランたちが集結することが判明している。
未だにあくまで噂に過ぎないものの、トビーは2020年12月に『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の衣装合わせに向かったことが報じられたほか、同作の撮影に旧作でトビーとアンドリューのアクションシーンを担当したスタントマンたちが参加したことが明らかになっている。
ベネディクト・カンバーバッチが“ネタバレ対策”を明かす
そんななか、『ノー・ウェイ・ホーム』にドクター・ストレンジ役で出演するベネディクト・カンバーバッチが米USA Todayとのインタビューで本作のネタバレについて話を向けられると、ネタバレをしてしまわないよう彼が“究極の対策”をしていたことが明らかになった。
その対策とは、なんと“台本を読まない”というもの。
『ノー・ウェイ・ホーム』について話を向けられたベネディクトは、「それを言ったらおしまいなのは知っているだろうけど、喧騒な映画だということは言えるよ。何も教えたくないんだ」と、口を割るつもりはないと断言した上で、次のように続けた。「実は、脚本も全部には目を通していないんだよ! 意図的にそうしたんだ。僕も楽しみたいからね」
自分自身でも作品を楽しむためにも、ネタバレを知ってしまわないように必要な部分しか台本を読まないという、究極の選択をしたベネディクト。
ところで、『ノー・ウェイ・ホーム』で過去作のヴィランが集結してしまう背景には、ドクター・ストレンジがマルチバースを開いてしまったからという理由がある。ドクター・ストレンジとして自分がマルチバースを開いた後の顛末をすべては把握していないことで、現実世界でのネタバレ対策としてだけでなく、これから観られる作品内でのベネディクトの演技によりリアリティを与えていそう。(フロントロウ編集部)