ドージャ・キャットが新型コロナウイルス陽性を報告
今年6月にサードアルバム『Planet Her(プラネット・ハー)』をリリースし、2022年の第64回グラミー賞では年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞、年間最優秀アルバム賞という3つの主要部門へのノミネートを含む計8部門にノミネートされている人気ラッパーのドージャ・キャットが、新型コロナウイルスの陽性反応になったことを報告した。
米iHeartRadioが主催する年末恒例のイベント「ジングルボール」ツアーに参加中だったドージャは米現地時間12月12日、インスタグラムに発表した声明で、新型コロナウイルスの陽性反応が出たスタッフに続いて、自身も陽性となったことを明らかにした。
「報告するのは悲しいけど、私も陽性反応が出て、『ジングルボール』ツアーの残りの日程でパフォーマンスすることができなくなってしまったの」とドージャは声明に綴っている。「私は大丈夫だし、できる限り早く回復して復活できることを心待ちにしてる! 残りのツアーは素晴らしいラインナップだし、私も参加したかったな。たくさんの愛を」。
「ジングルボール」ツアーは今後、フィラデルフィアやワシントンD.C.、アトランタ、マイアミでの公演を控えており、スウィーティーやブラック・アイド・ピーズ、メーガン・ジー・スタリオン、ジョナス・ブラザーズ、テイト・マクレーらが出演する予定となっている。
2020年7月に新型コロナウイルスに感染していたドージャ・キャット
ドージャに新型コロナウイルスの陽性反応が出るのは今回で2度目となっていて、2020年7月に新型コロナウイルスに感染したことを報告。その後、ドージャは今年に入ってからワクチンを接種していた。
ドージャは1度目の感染から完治後、見舞われた症状について「4日間は症状に怯えていた」とした上で、「ベーコンの味がしなくて、両脚が痛かった」と報告している。幸い、最も重症化の不安がある呼吸器系にはとくに症状が出なかったといい、発熱したのは2日間だけで済んだという。
ちなみに、新型コロナウイルスに関連して「ジングルボール」ツアーをキャンセルしたのはドージャだけでなく、コールドプレイとリル・ナズ・Xもそれぞれのクルーに新型コロナウイルス陽性者が出て、途中でツアーから離脱している。(フロントロウ編集部)