バーガーキングが、“ライバル”のマクドナルドでポテトを購入するよう客にすすめた理由が心温まると話題に。(フロントロウ編集部)

バーガーキングがマクドナルドの取り組みを支援

 ポーランドで、バーガーキングが“永遠のライバル”として知られるマクドナルドでポテトを購入するよう客にすすめるという、一風変わった出来事があった。ライバル店の商品を購入するようすすめるなんて一体何があったのか? それにはマクドナルドが毎年行なっているあるキャンペーンが関係していた。

 マクドナルド法人が運営を支援する慈善団体「ドナルド・マクドナルド・ハウス」では、病気の子供とその家族をサポートするためにさまざまな取り組みを行なっており、現地時間12月11日にもマックハッピー・デイ(McHappy Day)と題したチャリティキャンペーンを実施。このキャンペーンでは、ポテト1個につき1ポーランドズウォティ(約28円)が寄付された。

 それを知ったバーガーキングは、マクドナルドでポテトを購入したことを証明するレシートを提示した客に、無料でバーガーキングの看板メニューであるワッパーを1個贈呈するという、太っ腹なキャンペーンを実施することを発表。「今週の土曜日はマクドナルドでポテトを買おう」というメッセージが書かれた広告画像まで作成し、マクドナルドに足を運ぶよう呼びかけた。

画像: バーガーキングがマクドナルドの取り組みを支援

 バーガーキング・ポーランドのブランドマネージャーは、この斬新な宣伝方法について、「バーガーキングは、世界をより良い場所にしたいと願っており、お客様も同じ気持ちであることを知っています。多くの家族の生活をより良く変えることができる活動に参加するのは、これが最初でも最後でもありません。困っている人を助けることはすべての組織の垣根を超えます」とコメントしている。(フロントロウ編集部)

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