ヒース・レジャーの名作クィア映画『ブロークバック・マウンテン』
2006年に公開され、その年のアカデミー賞で6部門にノミネートされた名作映画『ブロークバック・マウンテン』。ヒース・レジャー演じるイニスとジェイク・ギレンホール演じるジャックがすれ違いながらも愛を深めた20年にわたる人生を描いた本作は、LGBTQ+映画の金字塔とも評される。
このたび、映画『パール・ハーバー』などで知られる俳優のジョシュ・ハートネットが、実は『ブロークバック・マウンテン』で主演を務める予定だったことを告白。なんと、W主演の相手は、映画『ジョーカー』で知られるホアキン・フェニックスだったという。
ホアキン&ジョシュの『ブロークバック・マウンテン』
ジョシュによると、彼はそのころ映画『ブラック・ダリア』への出演が決定していたため、『ブロークバック・マウンテン』のオファーを断らなければならなかったそうだが、同作への出演を断ったことを後悔しているそう。しかし、自分が本作に出演していたら、ヒースとジェイクの『ブロークバック・マウンテン』とは全く違ったものになっていただろうとも話している。
そして、「もしあのハリウッドのゲームにハマっていたら、すぐに干されていたと思う。人々は僕にうんざりしていただろう。20数年後の今も映画を作ることができて嬉しい」とコメント。
公開からかなりの時間が経過した今、ジョシュが参加予定だったという新事実を明らかにしたことには驚き。また、そんなジョシュと、ジョーカー役としてヒースと比較されることのあるホアキンが出演する『ブロークバック・マウンテン』がどのような物語になっていたかも気になる。とはいえ、ヒース&ジェイクの『ブロークバック・マウンテン』は、これからも名作であり続けるだろう。(フロントロウ編集部)