ディズニー映画で声優を務めた経験もある俳優が、ディズニーランドに娘を連れて行きまくった後で気がついたことについて語った。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドはすべてを解決してくれるわけではないと気がついた理由

 子供から大人まで世界中の人たちから“夢の国”として愛されているディズニーランド。休日に子供たちを連れて行けば大喜び間違いなしな世界を代表するテーマパークだが、ディズニーのアニメ映画『ソウルフル・ワールド』で主人公のジョー・ガードナー役の声優を務めた経験も持つミュージシャン/俳優であるジェイミー・フォックス(54)は、必ずしも自分の“夢”が叶う場所ではないと気がついたと話す。

画像: ディズニーランドはすべてを解決してくれるわけではないと気がついた理由

 MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でヴィランのエレクトロを再演することでも話題を集めているジェイミーは先日、アメリカの人気トーク番組『エレンの部屋』の企画「Dad Confessions(“パパの告白”の意味)」に出演した際、娘を何度もディズニーランドに連れて行った後で気がついたことについて打ち明けた。

 モデルや俳優として活躍する現在27歳のコリーヌと、12歳のアナリースの2人の娘を持つジェイミーは番組のなかで、父親としての最大の失敗は子供のために「時間を作ろうとしなかったこと」だと告白。

 「最初の頃は、時間を作ることとか、あらゆる努力をしていなかった」と話したジェイミーは、いつも不在にしている時間をディズニーランドに行くことで“埋め合わせ”しようとしていたといい、次のように打ち明けた。

 「娘のところに現れては、ディズニーランドへ連れて行った。ディズニーランドならすべてを解決してくれると思ったんだ。ミッキーマウスが解決してくれるって。けど、セラピストとのものすごく後めたいセッションを通じて、そうはならないことが分かったんだ。娘は『ディズニーランドが必要なんじゃないよ、パパ。私はただパパが必要なだけなの』って言っていたことが分かった」

 自分のなかでは、ディズニーランドに行って子供を喜ばせることで“親としての務め”を果たしていたつもりだったものの、子供が必要としていたのはただ楽しむことではなく、親と過ごす時間だったことを知ったとジェイミー。

 ディズニーランドに行けば、ミッキーマウスが魔法のようにすべてを解決してくれるわけではないことを痛感したジェイミーは、「要するに、そういうことなんだ。時間は掛け替えのないものなんだよ」と、親として子供の側にいることこそが何よりも大切だと語った。(フロントロウ編集部)

 

 

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