カルロス・マリンが53歳で逝去
ここ日本でも高い人気を誇る4人組のボーカルグループ、イル・ディーヴォのメンバーであるカルロス・マリンが英現地時間12月19日に53歳で亡くなったことが明らかになった。
訃報はイル・ディーヴォのグループメイトであるデイヴィッド・ミラー、セバスチャン・イザンバール、ウルス・ブーラーの3人によって伝えられており、3人はツイッターに発表した声明で次のようにコメントを寄せた。
「深い悲しみと共に、私たちの友人でパートナーであるカルロス・マリンが亡くなったことをお伝えします。友人や家族、ファンたちから惜しまれることになるでしょう。カルロスのような歌声や魂は二度と現れないはずです。17年間、4人でイル・ディーヴォとして一緒に素晴らしい旅をしてきた大切な友人のことを惜しむことになります。彼の美しい魂が安らかに眠りにつくことを願い、祈っています。愛を。デイヴィッド、セバスチャン、ウルス」
For 17 years the four of us have been on this incredible journey of Il Divo together, and we will miss our dear friend. We hope and pray that his beautiful soul will rest in peace. With Love -- David, Sebastien and Urs
— Il Divo (@ildivoofficial) December 19, 2021
イル・ディーヴォは英現地時間12月16日にカルロスが病院に入院したことを報告して、「病気」のためにグループの全英ツアーの残りの日程を延期することを発表していた。今月初めまではステージでパフォーマンスしていたカルロスの死因については発表されていないのの、カルロスの育った国であるスペインのメディアは、カルロスが英・マンチェスターの病院で集中治療を受けていたと報じている。
イル・ディーヴォは、ワン・ダイレクションらの生みの親として知られるサイモン・コーウェルに見出され、2004年にデビュー。これまでに3,000万枚以上のアルバムを売り上げ、日本でも何度も来日公演を行なっている。
ソロとしても活躍していたカルロスは、2021年6月に東京と大阪でソロでの来日公演を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で延期に。2022年秋以降の開催を目指して新たな日程の調整が進められていた。(フロントロウ編集部)