クイーンのギタリストであるブライアン・メイが、妻のアニタ・ドブソンと揃って新型コナウイルスに感染したことを公表。マスクなしで誕生日のランチ会に参加したことが感染に繋がったと考えているという。(フロントロウ編集部)

ブライアン・メイが新型コロナウイルス感染を公表

 クイーンのギタリストであるブライアン・メイ(74)が、インスタグラムに新型コロナウイルスの陽性を示す検査キットの画像を投稿。妻であるアニタ・ドブソン(72)と共に新型コロナウイルスに感染してしまったことを公表した。

 「ショッキングな日が遂に僕に訪れてしまった。(陽性を示す)恐ろしい二重の赤い線だよ」とブライアンはインスタグラムに綴っている。「どうか、同情はしないでほしい。ここ何日かは本当に恐ろしかったけど、僕は大丈夫。追って経緯をお話しするよ。みんなもいつも以上に気をつけてほしい。本当に感染力が強いんだ。みんな、クリスマスを台無しにはしたくないだろう」。

ブライアン・メイがマスクなしの集まりに参加したことを告白

 ブライアンはその後、インスタグラムへの別の投稿で自身とアニタがいかにして感染してしまったかについて説明。彼は、英現地時間12月11日に参加した“誕生日パーティー”が感染の原因になったと考えているとして、「先週の土曜日、これを最後の社交の機会にするつもりで、誕生日会のランチにいくことにしたんだ。普段はあまり行かないんだけど、この機会にということでね」とコメントした。

 現在、イギリスでは新型コロナウイルスが再び流行しており、特に変異株であるオミクロン株が猛威を振るっている。現地時間12月18日と19日にはオミクロン株の感染者が1日1万人を超え、外出を控えることなどが呼びかけられている。

 「全員3度目の接種を終えていたし、全員がテストをして、当日の朝には陰性が出ていた」と、3度のワクチン接種と当日の陰性を条件に誕生日ランチを開催したことを明かして、「そういうわけで、この上なく安全な環境を整えられたと思っていた一方で、当然ながらリスクがあることは承知していた。その上で、僕らはパーティーへ行ってしまったんだ」と続けた。ブライアンによれば、パーティーの他の参加者も後日、新型コロナウイルスの陽性が判明したという。

画像: ブライアン・メイがマスクなしの集まりに参加したことを告白

 さらに、「後になって考えれば、僕らは間違った判断をしてしまったんだ。(参加した)彼とは別の機会にも会えたはずなのに。もう過去のことだけどね」と後悔を語った上で、「安全な状況に思えた。検査で陰性も出ていたからね。それなのに、どこで間違ってしまったのだろう?」とブライアンは語り、「僕らは安全なバブルの中にいると思い込んでいたから、マスクを着けていなかったんだ」と、当日はマスクを着けずに会っていたことを明らかにした。

 「新しい変異株は感染力が本当に強いようだ」とブライアンは続けて語り、自身がこの変異種に感染したかは正確にはコメントしなかったものの、現在世界中で猛威を振るっている変異株であるオミクロン株の感染力の強さに触れた。「(三度のワクチン接種と当日の検査陰性が)安全だと確信はしていなかったけど、要は、それほど危機的な規模で蔓延しているということなんだ」。

 ブライアンは自身とアニタの症状についても語り、「酷い咳」や頭痛といったインフルエンザと似た症状があるとして、「これまでで最悪のインフルエンザのようだ」と報告した。(フロントロウ編集部)

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