乳房切除術後に転移が見つかる
現在、NHKでシーズン3が放送されているドラマ『アンという名の少女』にジョーシ・パイ役で出演するミランダ・マッキーオンが、自身のインスタグラムにアップした動画を通じて乳房切除術を受けたあとの日々と再手術について語った。
現在19歳のミランダは、6月中旬に10代としては極めて珍しい乳がんと診断され、その1ヵ月後に最初の化学療法を開始。それから数ヵ月が経った今年11月、乳がんの根治と再発のリスクを減らすことを目的に両乳房切除手術を受けた。
「今月はいろんなことがあって、いろんな感情を抱いた。多分、毎日泣いていたと思う」。動画でこう語ったミランダは、元々、転移が発覚していた2つのリンパ節に加え、胸部にほかの腫瘍が見つかったため、まさにこの動画を撮影したその日に再手術を受けることを明かした。
今はそのことを前向きにとらえ、「(自分の体をむしばむものが)すべてなくなったあかつきにはよく眠れると思う」と話すミランダは、再手術への不安や心配よりも、再び手術を受けることで大学への復帰が遅れることのほうが気がかりだそうで、「予定になかった手術を受けることになって、放射線照射が延期になっちゃった。2学期が始まる前に放射線治療が終わると思っていたのに…。1学期は化学療法を受けながら、髪を失った状態で学校と病院を行ったりきたりする生活だったから、(2学期に普通に学校に行けることを)楽しみにしてたのに」とぽつり。
「昨日それを知って、もうほんとにガッカリした。そのせいで昨日はずっと泣いてた。でも、これまでどおり、変化を受け止めてそれに適応していくつもり。ただ、これに関しては悔しくてやりきれない」と、1日も早く学校に戻ることを望んだ。(フロントロウ編集部)