前回の『ディバイド』ツアーで記録的な売り上げを達成したエド・シーランが、活動休止を経て大幅に減収していたことが報じられた。(フロントロウ編集部)

エド・シーラン、ツアーからの収入が激減していた

 ループペダルを巧みに操りながら、ギターを片手にたった1人でステージに立って何万人ものオーディエンスを相手に圧巻のライブをすることで知られるシンガーソングライターのエド・シーラン

画像: エド・シーラン、ツアーからの収入が激減していた

 彼のライブパフォーマンスは世界中で高い評価を集めており、2017年3月のイタリア・トリノでの初演を皮切りに、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、オセアニア、南米と、2019年8月まで世界46カ国175都市をまわった前作『ディバイド』のツアーは、7億3,670ドル(約810億円)の興行収入を記録して、歴代で最も売り上げたツアーとなった。

 エドは2019年8月26日に故郷イングランド・サフォーク州の街イプスウィッチで行なった同ツアーの最終公演を最後に、一度活動休止期間に入ったが、英The Sunによれば、エドのツアー会社である「Hayagotatourboi Touring」は当時莫大な収入を得て、エドにはツアーから1日19万2,000ポンド(約2,905万円)の収入があったという。

 エドはその後、今年10月に活動休止明け初となるニューアルバム『=(イコールズ)』をリリースして本格的にシーンに復帰したが、およそ2年以上にわたってツアーを行なっていなかったために、現在はツアー会社からの収入が激減したという。「今や、彼は活動を休止していたこともあり、1日の収入は1.62ポンド(約245円)となっています」と英The Sunは報じた。

 とはいえ、これはあくまでツアーからの収入の話で、アルバム『イコールズ』は全米と全英のアルバムチャートでそれぞれ1位を獲得する大ヒットとなっているほか、今月に入ってからリリースした、エルトン・ジョンとの自身初のクリスマスソング「Merry Christmas」も全英シングルチャートで1位に。また、ソングライターとして全米1位を獲得したBTSのシングル「Permission to Dance」を手がけるなどもしているので、収入面ではまったく問題なさそう。

 エドは2022年4月より『イコールズ』を引っ下げたワールドツアーを行なうことが決定しており、これまでにヨーロッパツアーの日程が発表されている。きっとこちらも記録的なツアーとなるはずなので、まずは新型コロナウイルスのパンデミックが収束して、無事開催されることを願いたい。(フロントロウ編集部)

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