オリヴィア・ロドリゴやビリー・アイリッシュが憧れを公言しているアヴリル・ラヴィーン
17歳だった2002年にリリースしたデビューアルバム『レット・ゴー』でシーンに彗星の如く現れ、率直なソングライティングやありのままのファッションスタイルなどが人気を集めて、一躍世界的なブレイクを果たしたアヴリル・ラヴィーン(37)。
来年2022年にはデビューから20周年を迎えるアヴリルだが、シーンには既にアヴリルを聴いて育った次世代のアーティストたちが大勢おり、オリヴィア・ロドリゴやビリー・アイリッシュ、ウィローことウィロー・スミス、ヤングブラッドら、今をときめく多くの若手がアヴリルからの影響を公言している。
若手アーティストたちに影響を与えているのは「幸運なこと」
アヴリルは、若手アーティストたちから直接「憧れです」と伝えられることも多いそうで、今回、英The Forty-Fiveとのインタビューで、自身が次世代のアーティストたちに影響を与えていることについて語った。
「若いアーティストたちが、インスピレーションを受けた人として私のことを挙げてくれるのはすごく幸運なこと。最高にクールだよね。キャリアの今になってそういう人たちに会うと、たくさんの人たちが(私から影響を受けたと)私に伝えてくれるの。本当に嬉しい。音楽を始めた頃には想像していなかったようなことだし、今になってそういう話を耳にすると、報われたなって思う」
インタビューのなかで、アヴリルは現地時間12月4日に米ロサンゼルスで開催された米Varietyのイベント「Hitmakers」で対面を果たしたオリヴィア・ロドリゴについても言及しており、彼女について「彼女は本当に優しい子だし、素晴らしいソングライターだよ」と絶賛。
アヴリルは女性であるオリヴィアがこのような活躍を見せていることを特に喜んでいるといい、「彼女の音楽は、若者にも年を取った人たちにも、大勢の人たちに響いてる。すごく楽しみだよね。だって彼女はまだ若いし、伸び代がまだまだあるんだからね。そういうルートに女性が乗っているということが嬉しいし、これはまだ始まりに過ぎない」と、今後に期待する気持ちを明かした。
先月には、ポップパンクな新曲「Bite Me」をリリースして、“ロックプリンセス”の健在を示したアヴリル。
16歳の時にレーベルと契約し、20年以上にわたって音楽活動を続けられていることについては、「20年ここに自分がいて、今なおロックしていることを嬉しく思う! 今でも好きなことができていることや、音楽を発表できていることに感謝してる。私はそのすべてを楽しんでるよ」と英The Forty-Fiveに語った。(フロントロウ編集部)