縦割りグラデをきれいに仕上げるポイント
縦割りグラデーション(縦割りグラデ)とは、その名の通り、目を縦に分割して目頭から目尻に向かって徐々に濃い色のアイシャドウを塗っていくアイメイク方法のこと。縦方向にグラデーションをつくることで目の横幅と骨格を強調し、切れ長で大人っぽい目元を叶えてくれるのが特徴。
一方で、縦割りグラデは目のキワから上に向かってグラデーションをつくる「横割りグラデーション」よりも自然になじませるのが難しいとされており、アイシャドウがムラになったり、メイクが濃く見えたりすることも…。
今回はそんな一見難しそうに見える「縦割りグラデ」をきれいに仕上げる3つのポイントを海外のプロが英Glamourで紹介した。
1.アイシャドウベースは必須
メイクアップアーティストのローラ・シェパードによると、縦割りグラデを美しく仕上げるうえで最も大切なのは、アイシャドウを塗る前に「アイシャドウベース」を仕込むこと。
ローラは「アイシャドウベースを塗ることで、目の周りの色素沈着をカバーしつつ、まぶたにある余分な皮脂を吸着して肌表面を均一に整えてくれる」と説明。このひと手間で、アイメイクの崩れやヨレを予防してくれるだけでなく、あとからのせるアイシャドウがブレンドしやすくなるという。
2.明るい色→締め色の順番で塗る
また、縦割りグラデをつくるときにもうひとつ大切なのは、必ず「明るい色」のアイシャドウから塗り始めること。
メイクアップアーティストのアンナ・リンギスは「きれいなグラデーションをつくりたいなら、まず明るい色のアイシャドウを少量を塗ってから、徐々に濃い色をのせてブレンドするのがベスト」とコメント。なんでも、濃い色のアイシャドウからつけると、色がきれいになじまず、ムラになりやすいだけなのだそう。
3.ブレンドのしすぎに注意
ほかにも、縦割りグラデをつくるときに気をつけたいのは「ブレンドのしすぎ」。
カリスマユーチューバーでメイクアップアーティストのフーダ・カタンは「もしアイシャドウをなじませているとき、だんたんまだらで不均一に見え始めてきたら、それは過剰にブレンドしている証拠」と忠告。アイシャドウをブレンドしすぎてしまった場合は「最も明るい色のアイシャドウをのせて、再度ブレンドしなおしてみて」とアドバイスした。
立体的で美しい目元を叶えてくれる「縦割りグラデ」。プロのメイクテクを上手にマスターして最旬のおしゃれ顔をゲットしてみて。(フロントロウ編集部)