軽さと可愛さに夢中になる人続出!話題の「ミクシー(Mixie)」とは
こめかみと襟足の長さを大胆に短くした「ピクシーカット」や、首の後ろあたりで長さを切り揃えた「ボブヘア」などさまざまなショートカットヘアが注目を集めているけれど、海外では今、70~80年代にアメリカで流行したマレットヘアとピクシーカットを組み合わせた「ミクシーカット(Mixie Cut)」が大注目。
ニューヨークを拠点に活躍するヘアスタイリストのルイス・ミラーによると、ミクシーカットとは、髪全体にシャギーを大量に入れるマレットヘアと、襟足の長さを大胆に短くするピクシーカット(ベリーショート)の両方の良さを生かしたヘアスタイルのこと。
個性的なシルエットのマレットヘアよりも取り入れやすく、ピクシーカットよりも柔らかな雰囲気に仕上がるとZ世代を中心とした若者の間で人気が急上昇。
実際にその人気は凄まじく、若者の間で大人気のショート動画アプリTikTokでは、ミクシーカットを意味する#pixiemulletや#mulletpixieのタグがついた動画がすでに100件以上も投稿されているほか、トレンドセッターで知られるシンガーのリアーナやマイリー・サイラス、デミ・ロヴァートも取り入れるなど、2022年トレンドのヘアスタイルとして注目度が高まってる。
人気セレブのヴィクトリア・ベッカムを顧客に持つヘアスタイリストのアール・シムズ氏も「ミクシーカットは70年代からインスピレーションを受けた、少しレトロチックなヘアスタイルだけれど、気取らないし、今っぽいフレッシュな印象を持っている」と英Stylistでコメント。「どんな年代の人にも似合うし、ファッションを問わないところもいいね」と話し、今後もっと人気が高まるだろうと予想する。
今っぽく仕上げるスタイリングの仕方
そんなトレンドのミクシーカットを今っぽく仕上げるポイントは、ストレートアイロンを使って、髪全体にふんわりとした動きをつけること。
アールは「そのままストレートヘアのままでも自然に見えるけれど、少し毛先に動きをつけたほうがオシャレに仕上がると思う」と話し、スタイリングの仕方については「ストレートアイロンで質感を与えるか、コテを使って毛先を巻いてみて」とアドバイス。
また、スタイリング剤については「つけすぎると毛束が集まりすぎて、やりすぎ感が出てしまうから、ほんの少しだけつけることを意識して」とも助言した。
いまやイメチェンの代名詞ともなっているショートカットヘア。ほどよい柔らかさとかっこよさを兼ね合わせた最新ヘアスタイル「ミクシーカット」を取り入れて、新しい年をフレッシュな気持ちで迎えてみて。(フロントロウ編集部)