SNSを休止することを発表していたザ・チェインスモーカーズが、久しぶりにSNSを更新して、ニューアルバムをリリースすることを発表した。(フロントロウ編集部)

チェンスモが2年ぶりにSNSを更新

 ホールジーをフィーチャリングとして迎えた楽曲「Closer」やコールドプレイとコラボした「Something Just Like This」など、これまで数々のヒット曲をリリースしてきたDJデュオのザ・チェインスモーカーズは、2020年2月に音楽活動に専念するためにSNS上での活動を休止することを発表。

画像: チェンスモが2年ぶりにSNSを更新

 SNSを離れると発表して以降、ザ・チェインスモーカーズのアカウントだけでなく、メンバー個人のSNSの全ての投稿が削除され、約2年間更新されることはなかった。

 しかし、2022年になり、ザ・チェインスモーカーズやメンバー個人のSNSがついに再始動。約2年ぶりに更新したインスタグラムに、1本の動画が公開された。その動画には海が波打つ様子が収められ、新曲の一部と思われる音楽が使用されており「準備ができている人は?」という言葉と共に、ザ・チェインスモーカーズの4枚目のアルバムを意味する「#TCS4」というハッシュタグが添えられた。

ニューアルバムは過去のサウンドに戻る?

  約3年ぶりとなる4枚目のアルバムの詳細はまだ不明なものの、5月にアンドリュー・ターガットがリンゼイ・チャーニャクのポッドキャストに出演した際、ニューアルバムについて「僕たちは、最初にみなさんが僕たちを追いかけ始めた時の感情に寄り添いました」とコメント。

 そして「僕らも含めて多くのアーティストが陥る傾向として、ひとつのサウンドを発表してそれが知られるようになると、他のこともできるんだとみんなに証明したくなってしまうことがあります。クリエイターとしての好みや興味、インスピレーションが流動的なのは当然のことで、それに従わなければならないこともあります」と、これまでの曲作りのことを振り返った。

画像: ニューアルバムは過去のサウンドに戻る?

 さらに4枚目のアルバムに言及し、「でも、アレックスと僕は、みなさんが『Roses』や『Closer』を初めて聴いたときの感覚に戻したのです。自分たちが本当に楽しんで作った曲で、ノスタルジックでメランコリーな感覚を打ち出す、それが僕らのスタイルだと思うので」と、過去のサウンドスタイルに戻ることを示唆した。

 ザ・チェインスモーカーズは新年早々、SoundCloudを通してボニー・レイットが1991年にリリースした楽曲「I Can't Make You Love Me」のリミックスをサプライズで公開するなど、ニューアルバムに向けて着々と動き出している。(フロントロウ編集部)

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