米経済誌Forbesが最も稼いでいるTikTokerのリストの最新版を発表。チャーリー・ダミリオとディクシー・ダミリオの姉妹がトップ2を独占した。(フロントロウ編集部)

チャーリー&ディクシーのダミリオ姉妹が最も稼いでいるTikTokerの2人に

 米経済誌Forbesによる、2021年の1年間に最も稼いだTikTokerのリストが発表されて、世界で最も多い1億3,300万人以上のフォロワーを持つチャーリー・ダミリオ(17)が首位に、チャーリーの姉で、5,670万人以上のフォロワーを持つディクシー・ダミリオ(20)が2位にランクインした。

画像: (左から)ディクシー・ダミリオ、チャーリー・ダミリオの姉妹

(左から)ディクシー・ダミリオ、チャーリー・ダミリオの姉妹

 昨年9月からダミリオ一家を追ったリアリティ番組『The D’Amelio Show(原題)』も配信されているダミリオ姉妹は、この1年に驚異的な報酬を稼ぎ出しており、妹であるチャーリーは1,750万ドル(約19億2,000万円)を稼いだと米経済誌Forbesは算出している。チャーリーはこの1年の間に、歯列矯正機器メーカーであるInvisalign(インビザライン)やコスメブランドのMorphe(モーフィー)などとのスポンサー契約を始め、姉ディクシーと共にアパレルブランドのHollister(ホリスター)とのコラボでSocial Tourist(ソーシャル・ツーリスト)と銘打った共同事業を立ち上げたことなどで収入を得ていた。

 2位にランクインしたディクシーの年間の稼ぎは1,000万ドル(約11億円)。チャーリーと揃って契約している米Huluやホリスターなどからの収入のほか、ディクシーはシンガーとしての活動からの収入もある。

3位以下にはアディソン・レイやベラ・ポーチらがランクイン

 そして、ダミリオ姉妹に続いて3位にランクインしたのは、2020年8月に米Forbesが発表した同様のリストで首位にランクインしていたアディソン・レイ(21)。

画像: アディソン・レイ

アディソン・レイ

 2021年3月にシンガーとしてのデビューシングルをリリースしたり、同年8月には俳優デビュー作にして主演を務めたNetflixオリジナル作品『ヒーズ・オール・ザット』が配信されたりと、こちらもマルチに活躍しているアディソンはこの1年に850万ドル(約9億3,500万円)を稼いだと算出されている。

 続いて、4位タイには500万ドル(約5億5,000万円)を稼いだ2人がランクイン。アジア系としてNo.1のフォロワー数を誇り、シンガーとしてのデビュー曲「Build a Bitch」がYouTubeの歴代記録を更新したことも話題になったフィリピン系アメリカ人のベラ・ポーチと、ダミリオ姉妹やアディソンも所属するTikToker集団「ハイプ・ハウス」のメンバーで、男性として唯一のランクインを果たしたジョシュ・リチャーズが4位タイに入った。

画像: ベラ・ポーチとジョシュ・リチャーズ。

ベラ・ポーチとジョシュ・リチャーズ。

 そして、5位タイには、パンデミック前までは美容師をしていたという異色の経歴を持つカナダ出身のクリス・コリンズと、メイクアップアーティストでもあるアバニ・グレッグが475万ドル(約5億2,000万円)でランクインした。

 アディソンが2020年8月に最も稼ぐTikTokerに選ばれた当時、アディソンは約5億2,000万円を稼いでいると算出されていた。この1年半の間でアディソンも収入を増やしているほか、ダミリオ姉妹については揃って10億円の大台を突破。この短期間での大幅な収入増は、TikTokerたちの市場がいかに急成長を遂げているかを示していると言える。(フロントロウ編集部)

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