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リップライナーでつくる「深みアイメイク」
唇の輪郭を強調できるだけでなく、唇をふっくらボリューミーに見せたり、リップの色落ちを防いだりと、さまざまなメイク効果を発揮する縁の下の力持ち「リップライナー」。
口紅やリップグロスなどに比べると一見目立たない存在のリップライナーだけれど、じつは使い方次第では「リップ」以外にも応用することができる便利なアイテム。
その使い方のひとつとして、いま海外のTikTokを中心に注目を集めているのは、リップライナーを使って「スモーキーアイ(深みアイメイク)」をつくるというもの。
このメイクテクニックをTikTokで紹介したオーストラリアで活動中のメイクアップアーティストのサブリナ・ウォルシュによると、そのやり方はいたって簡単で、リップライナーとアイシャドウブラシ、マット系のアイシャドウさえあればすぐに再現できるという。さっそく、その具体的なメイク方法をチェック。
「深みアイメイク」のつくり方
はじめに、ブラウン系やバーガンディー系などの「深みカラー」のリップライナーを手に取り、まぶたに適量のせる。
次に、毛先がふわふわとしたアイシャドウブラシを使い、先ほどまぶたにのせたリップライナーをぼかしていく。このとき、リップライナーが完全に乾いてしまうとぼかしにくくなるため、なるべく素早くブレンドするのがコツ。
上まぶたをなじませたら、今度はブラシに残った「リップライナー」を下まぶたにも入れて囲み目っぽく仕上げる。あとは、ブラウン系のマットアイシャドウ、もしくはブロンザーパウダーを上からのせて、お好みでマスカラなどを加えたら完成!
@sabrinawalshmakeupartist Reply to @agrayleo � One of many beautiful options for brown eyes! #liplinerhack #makeuphacks #eyeshadowtutorial ♬ original sound - Sabrina
このメイクテクニックを思いついた経緯について、サブリナは「アイライナーをアイシャドウベースの代わりに使うというテクニックは前から知っていたけれど、けっこうブレンドするのが難しいし、スモーキーになりすぎるんだよね」と米Allureでコメント。
続けて、サブリナは「でも代わりにリップライナーを使ってみたら、すごく自然なスモーキーアイメイクに仕上がったの」と発言。リップライナーは適度な赤みがあることに加え、アイライナーよりもクリーミーな質感でブレンドしやすいため、ナチュラルでこなれ感のあるスモーキーアイをつくりたいときには、リップライナーを好んで使うようになったという。
実際にこのメイクテクニックを試したという、ダラスに拠点を置くメイクアップアーティストのヴィクトリア・ジェイムソンも「やってみた感想は、クリームアイシャドウを使っている時と似ているかな。(リップライナーを)しっかりブレンドできれば、ちゃんと長時間アイメイクが崩れず、きれいな状態をキープしてくれる」とも話している。
ちなみに、リップライナーを目元に使う場合は、まぶたにのせても滲みにくいマットタイプを使用するのがオススメ。リップライナーを持っているけど、ほかのコスメより出番が少ないという人は、ぜひプロのテクニックを試してみては。(フロントロウ編集部)