女性5人でドリームチーム結成! 映画『355』の最強集団
映画『355』は、人気俳優ジェシカ・チャステインの“女性たちで本格的なスパイアクションを作りたい”という思いから誕生したスパイ・アクション大作。ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴたちが世界5ヵ国からの敏腕エージェントに扮し、第三次世界戦争を誘発しかねない危険なデバイスの奪還ミッションに挑む。
メイソン・“メイス”・ブラウン(ジェシカ・チャステイン)
情熱的で衝動的、乱暴になる傾向があるメイスは、ベテラン兵士であると同時に熟練したCIA諜報員。目的を達成し、全ての任務を完結するまで何も彼女を止められない。切れ者で、鋭いユーモアのセンスの持ち主で、フットワークが軽い。ダイアン・クルーガー演じるマリーに明らかにライバル要素を感じている。ジェシカ・チャステインはメイスについてこう説明する。「癇癪持ちなので、たまに避けるべき状況に巻き込まれるんです。考える前に飛びつく。皮肉っぽいところもありますね!」。
ドクター・グラシエラ (ペネロペ・クルス)
鋭い知性と、感情を読み取る能力を持つ心理学者。危険な状況に身を置くことを好まず、治療とサポートが本来の役割。グラシエラの役は、ペネロペ・クルス自身のアイデアに基づいている。ジェシカに、どんな役を演じたいかと聞かれたペネロペは「スパイ映画で見たことないけど、普通の人が普通じゃない状況に追いやられるような、場違いの役が良い」と答えたという。銃器を扱ったり、戦いに巻き込まれたくないのにもかかわらず、“355”という女性エージェントたちの不可欠な存在になっていく。
リン・ミーシェン(ファン・ビンビン)
中国政府で働く謎多き女性。並外れたコンピュータースキルを持っている。さらに、中国医学にも精通し、高い運動能力を持ったエージェント。チームの一挙一動を監視し、敵か味方かさえも謎に満ちている。ファン・ビンビンはミーシェンについてこう説明する。「とてもミステリアスな東洋女性で、いつも静かで自制しているけど強いファイターです」。アクションもさることながら、スパイ兵器を扱う複雑さもチャレンジングだったという。「秘密情報を取り扱う時に使う特殊なメガネを持っているのですが、そのために表情に関してはとても苦労しました」。
マリー(ダイアン・クルーガー)
大胆不敵なマリーはドイツ版CIA であるドイツ連邦情報局(BND)で長年働く諜報員。一匹狼で、誰も信用しない。どんな任務でも、できれば武器を自由に使って単独で働きたいと考えている。ダイアンはマリーについて「衝動的で時折無謀で、確かにとても暴力的ですが、彼女自身も他のメンバーたちと同じように傷を負っています」と分析。撮影開始前に長期間、バトルシーンの身体表現を一心に学び、武器トレーニングも受けたダイアンは言う。「どんな男性が立ちはだかっても、闘える気がします」。
ハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)
ハディージャは、極めて有能な天才ハッカーとしてMI6 諜報員の勤務を終えたばかり。スパイの世界に精通している。しかし、彼女はIT会社を設立するため、諜報の世界をあとにした。ルピタはハディージャについて、こう説明する。「柔軟でもありますし、率直で、賢くて、鋭い洞察力を持っている人物です。」。また、「ハディージャのような科学的マインドは、私にとって完全に未知のものでした。科学的な要素が私には全くないのです」と続ける。だからこそ、ルピタはハディージャの役にひかれたという。
戦闘、射撃、ハッキング、医学などのスペシャリストたちによるドリームチームが世界を舞台に繰り広げるスパイアクション大作『355』は、2021年2月4日よTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。
映画『355』あらすじ
格闘術のスキルが高いCIAのメイス(ジェシカ・チャステイン)、過去にトラウマを抱えるBND/ドイツ連邦情報局のマリー(ダイアン・クルーガー)、最先端のコンピューター・スペシャリストでMI6のハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)、コロンビアの諜報組織に所属の優秀な心理学者グラシー(ペネロペ・クルス)、中国政府で働くリン・ミーシェン(ファン・ビンビン)。あらゆるセキュリティをくぐり抜け、世界中のインフラや金融システムなどを攻撃可能なデジタル・デバイスが南米で開発され、その途方もなく危険なテクノロジーが闇マーケットに流出しようとしているのだ。この非常事態に対処するため、各国から5人の女性エージェントが集結、ライバル同士からチームとなりコードネーム「355」を結成する。それぞれの才能を駆使して、世界をカオスに陥れるテクノロジーデバイスを利用しようとする国際テロ組織に立ち向かっていく。果たして第三次世界大戦を阻止することはできるのか。
(フロントロウ編集部)