カラーマスカラを上手に使いこなすポイントって?
いまSNS上で最も注目されているメイクトレンドといえば「カラーマスカラ」。ブルー、グリーン、ブラウン、パープル、バーガンディなど幅広いカラーバリエーションを誇り、さりげなく目元に仕込むだけで、個性のあるおしゃれなメイクを叶えてくれる人気のアイテム。
しかし、いざカラーマスカラをまつげに塗ってみると、「あれ、マスカラだけ浮いて見える」「なんだかしっくりこない…」など、意外と使いこなすのが難しいと思った人も多いのでは?
じつはメイクアップアーティストのウィリアム・スコットによると、カラーマスカラの魅力を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントをおさえる必要があるという。おしゃれで存在感のある目元に導くカラーマスカラの塗り方を米Who What Wearで紹介した。
1.色に迷ったら「ネイビー」or「バーガンディ」
鮮やかな発色のカラーマスカラは、色によっては目元がぼやけて見えてしまう場合があるため、ウィリアムいわく、カラーマスカラの色選びに迷ったら、ナチュラルに目元を引き締めてくれる「ネイビー」もしくは「バーガンディ」がおすすめ。
ウィリアムは「ネイビーのカラーマスカラは、毎日のメイクに取り入れやすいカラーのひとつですし、多くのブランドが取り扱っています」と説明。バーガンディのカラーマスカラについては「ブラックのアイライナーと相性が良く、簡単に色気のある目元を叶えてくれます」と語っている。
2.「マスカラプライマー」で発色UP
ピンクやオレンジなどの発色しにくいカラーマスカラには、ホワイト系のマスカラプライマーを下地に仕込むのがおすすめ。
ウィリアムは「カラーマスカラがきれいに発色しない場合は、カールしたまつげの上にホワイトカラーのマスカラプライマーを塗り、十分に乾いてからカラーマスカラを塗ることをオススメします」と助言。続けて、ウィリアムは「ちなみに、ブラックやブラウンなどのマスカラプライマーはオススメしません。カラーマスカラの良さが半減するだけです」とも付け加えた。
3.ワントーンで統一感を持たせる
ウィリアムによると、カラーマスカラの色とアイシャドウやアイライナーの色味を統一するのも、カラーマスカラを成功させるひとつの手。
ウィリアムは「たとえば、ネイビーのマスカラには、ネイビーのアイライナーを組み合わせるように、明るいカラーマスカラには、色味が似ているアイシャドウやアイライナーを合わせてワントーンに仕上げるのが最も失敗しにくい方法だと思います」と説明。チークやリップについては、「カラーマスカラを主役にしたいので、できれば頬や唇はニュートラルなカラーを選ぶといいでしょう」とアドバイスした。
いつものメイクに遊び心をプラスしてくれるカラーマスカラ。最近では目元に透明感を与えるベージュやグレーなど個性的なカラーマスカラも登場しているので、これを機にカラーマスカラを普段のメイクに取り入れてみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)