2025年にアルバムの制作を終了するコールドプレイ
2021年に9枚目のアルバム『Music Of The Spheres(ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ)』をリリースしたコールドプレイは、同年にボーカルのクリス・マーティンがBBCラジオで「僕らの最後のちゃんとしたレコードは2025年にリリースされる。そしてその後はツアーだけになると思います」と発言して大きな話題に。
あと3年でコールドプレイのアルバム制作が終わろうとしていることを明かしたクリスは、今回トーク番組『エレンの部屋』に出演し、その詳細を語った。
クリスは2025年までにあと3枚のアルバムをリリースするつもりであることを明かし、その後はツアー活動に重きを置くようで「ツアーは続けるし、(メンバーとは)ミュージシャンや友達として関係は続くが、アルバムというストーリーはそこで終わると思います。『ハリー・ポッター』がある地点で終わるように」と、大人気の中で終わりを迎えた『ハリー・ポッター』に例えて、2025年でアルバムの制作を終了すると語った。
コールドプレイが2025年をもってアルバムの制作を終わらせるということは、自分たちで決めたこと。クリスは自分たちで正しいと思う選択をすることについて「僕たちはとても幸運なことに、正しいと思う方向に行くことができるんです。それが僕らが決めたことなのです。だから、僕らの音楽は少し変化します。時には人がいなくなり、他の人が入ってくることもあります。でも、本当に、正しいと思うことに従うという特権を得てからは、とても楽しくなってきたんです。みんなもやってみてはどうでしょう?」と語り、自分が正しいと思うことに従ってみてはどうかと他のアーティストやファンにテレビを通してアドバイスを送った。
そんなコールドプレイは、3月からアルバム『Music Of The Spheres』を引っ提げてツアーを開催。会場ではほとんどすべての動力を「再生可能エネルギー」でまかなうなど、環境に優しいツアーを行なうことでも話題を呼んでいる。
(フロントロウ編集部)