ダニエル・クレイグが出血に気づかず対談
2021年に公開された映画『007』シリーズの25作目である『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で10年以上もの間、演じてきたジェームズ・ボンド役を卒業したダニエル・クレイグ。
今回米VarietyのActor to Actorという企画で、『007 スカイフォール』で共演したハビエル・バルデムと対談。
対談は順調に進んでいたものの、じつはダニエルは頭から血を流しながら対談しており、最後にハビエルがダニエルに「友よ、最後に聞かせてください。そこ、何が起こったのですか?」と頭を指さしながら質問。するとダニエルは「どこですか?頭を打ったのですか?」と、なんと自分の頭から血が出ていることに全く気づいていなかった。
Daniel Craig did his entire #ActorsOnActors interview with Javier Bardem without realizing he was bleeding from his forehead: "This is 17 years playing Bond! No wonder I get f--ing injured every time I do a movie!" https://t.co/9KfdQMzY1Q pic.twitter.com/QVc1Td9UX5
— Variety (@Variety) January 24, 2022
ダニエルは頭から血が出ていることを確認するために、席を立ち、戻ってくると「驚きです。素晴らしいリングフラッシュ(照明)が送られてきて、その真ん中にiPadをセットしたんです。そしてこんな風にしたら、ちょうどこれが始まる前に頭の上に落ちてきたんです」と、まさかの原因はiPadだったことを明かした。
さらにダニエルは「出血多量で死にはしないですよ。怪我をしない撮影なんて、ちゃんとやったうちに入らない」とジョークを飛ばした。
『007』シリーズの撮影中には、殴られて2本の前歯を失ったことや、膝をケガして手術したこともあり、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影中にも足を滑らせて腱断裂したダニエル。それに比べて今回の怪我は、頭から血が出ていたとはいえ、かなり余裕だったよう。(フロントロウ編集部)