「チーク」を目元に使うメリットとは?
俳優のルーシー・ヘイルやミリー・ボビー・ブラウンを手がけるセレブ御用達メイクアップアーティストのケルシー・ディーニハンによると、チークをアイシャドウの代わりに使用するメリットは意外にもたくさんあるそう。
1つめのメリットは、大人っぽくこなれた雰囲気を演出できる「ワントーンメイク」ができること。
ワントーンメイクとは、目元、頬、唇を同じトーンのアイテムで統一するメイク方法のことで、ケルシーは「頬と同じように目元にもチークを塗ることで、簡単におしゃれなワントーンメイクに仕上がります」と米Byrdieでコメント。とくに、ナチュラルな立体感と血色感を同時に与えてくれる「ラメ入りチーク」を使うのがオススメなのだとか。
2つめのメリットは、くすみがちなまぶたに血色感を与えて、若々しく明るい目元に導いてくれること。
なかでも、ピンクやラベンダーなどのチークは、目元のくすみを打ち消すのにオススメだそうで、アイシャドウのベースカラーとして活用するのも良いそう。ちなみに、チークの種類については「パウダー」でも「クリーム」でも同じような働きをするため、ツヤやマットなど好みの仕上がりに合わせてチョイスするのが一番だとも話している。
「チーク」を目元に使うときの注意点
しかし、数々のトップモデルを担当するメイクアップアーティストのセバスチャン・タルディフによると、チークをアイシャドウの代わりに使用するに当たって、いくつか注意すべき点があるという。
というのも、チークはもともと目元に使うことを想定して作られていないから。チークの種類によってはオフしにくかったり、まぶたが荒れたりする可能性があるため、セバスチャンは「できればアイシャドウプライマーを使うようにしてください」と助言する。
また、目元にチークを使用する場合は、「チークの色味」も非常に重要だそうで、セバスチャンは「健康的な肌色の人には、ピンクや赤などの明るいチークカラーを、色白の人にはベージュやブラウン系のチークカラーをス要するのがいいでしょう。色白の人がピンクや赤のチークをまぶたにのせてしまうと、アレルギー反応のように見えることがありますからね」と付け加えた。
頬だけでなく目元にも活用できる「チーク」。さりげなく目元に血色感を仕込んで、ナチュラルで色気のあるメイクを叶えてみては。(フロントロウ編集部)