スパイダーマン俳優たちがアカデミー賞で集うことに
2022年のアカデミー賞ノミネーションが発表され、これまでに『スパイダーマン』作品に出演してきた俳優たちの多くがノミネートされる結果となった。
サム・ライミ監督による『スパイダーマン』3部作でメリー・ジェーンを演じたキルスティン・ダンストは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の演技によって助演女優賞にノミネート。
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでスパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールドは、『tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!』での演技で主演男優賞にノミネート。
『スパイダーマン』3部作およびMCU『スパイダーマン』3部作でJ・ジョナ・ジェイムソンを演じたJ・K・シモンズは、『愛すべき夫妻の秘密』の演技で助演男優賞にノミネート。
そして『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の演技によって主演男優賞にノミネートされた。
過去に『スパイダーマン』に出演したことのある俳優たちが、同じ年のアカデミー賞で何名もノミネートされたことで、授賞式では4名が一緒にいる姿を見られる可能性も浮上。授賞式により一層注目が高まる結果となった。
そして、このノミネーションについて、アンドリューは米EWで反応した。
「すごく面白いですよね?キルスティンのことが嬉しいです。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』における彼女の演技は誰にも劣らないと思います。そしてベネディクトも。そしてもちろん、J・K。大ファンなんです。(スパイダーマン俳優たちのノミネートは)とても、とても面白い。良い朝ですね」
同じシリーズ作品に出演した俳優たちが別々の年にアカデミー賞でノミネートされることはあれど、それが同じ年に一気に起こることは珍しい。
アンドリューとベネディクトは同じ部門にノミネートされているため、残念ながら全員が受賞となることはないが、その結果にも注目が集まる。
(フロントロウ編集部)