今年のBRITアワードで最多受賞者となったアデルが、息子アンジェロや元夫サイモン・コネッキへの感謝を語った受賞スピーチが話題に。また、左手薬指に指輪を着けて授賞式に出席したことで、恋人リッチ・ポールとの婚約説も浮上することとなった。(フロントロウ編集部)

アデルがBRITアワードで息子と元夫に感謝

 英現地時間2月8日にイギリスで最も権威のある音楽賞であるBRITアワードの授賞式が開催されて、4部門にノミネートされて最多タイのノミネーションを獲得していたアデルが、アーティスト・オブ・ザ・イヤー賞と『30』でのアルバム・オブ・ザ・イヤー賞、「Easy on Me」でのソング・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、今年の最多受賞者となった。

画像: アデルがBRITアワードで息子と元夫に感謝

 アデルにとっておよそ6年ぶりのアルバムとなった通算4作目となる最新作『30』は、アデルが30歳だった時に経験した、元夫である実業家サイモン・コネッキとの結婚と離婚がテーマ。アルバムには、当時のアデルの心境や、サイモンとの間にもうけた離婚当時はまだ6歳だった息子アンジェロに宛てたメッセージが綴られている。

 今年のBRITアワードでソング・オブ・ザ・イヤーを受賞した「Easy on Me」は、アンジェロへのメッセージがダイレクトに歌詞に反映されている楽曲の1つで、「お手柔らかに ベイビー」とアデルはアンジェロに語りかけている。

 今回、アデルはそうした背景がある『30』がアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したことを受けて、スピーチを通じてアンジェロや、元夫であるサイモンへの感謝の気持ちをあらわにした。

「この賞を息子に捧げようと思います。それから、彼の父親であるサイモンにも。このアルバムは、私だけでなく、私たちの物語についてのものです」と、この賞を2人に捧げることを宣言したアデルは、アルバムを完成させた自分自身も褒め称えるように、次のように続けた。「信念を曲げることなく、こんなにもパーソナルなアルバムを作ることができた自分のことを本当に誇りに思います。このようなことをやっている人はもう多くはいませんから」。

 「それから、息子はこの数年間、すごく寛大に、優しく私に我慢してくれました。これは息子のためのものです」とアデルは続けて、息子アンジェロへの思いを改めて伝えた。

アデルが左手薬指に指輪をつけていたことも話題に

 サイモンとの離婚後、アデルは現在、NBAのスター選手であるレブロン・ジェームズらを顧客に持つ敏腕代理人であるリッチ・ポールと交際中。BRITアワード直前には、一部で2人の不仲説も流れたが、アデルが不仲説を一蹴するメッセージをインスタグラムに投稿して注目を集めていた。

 そんななか、今回、BRITアワードではアデルの左指に注目が集まることに。なんと、その薬指には、巨大なダイヤモンドがついたロレイン・シュワルツ(LORRAINE SCHWARTZ)の指輪が!

画像1: アデルが左手薬指に指輪をつけていたことも話題に
画像2: アデルが左手薬指に指輪をつけていたことも話題に

 この左手薬指に着けられた指輪がきっかけとなり、アデルがリッチと婚約したのではないかとする噂が浮上。アデルもリッチも現時点ではコメントを発表していないが、果たして?(フロントロウ編集部)

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