マディの「ダブルアイライン」を完全再現
ドラッグやセックス、アイデンティティー、ソーシャルメディアなど、現代社会でさまざまな問題を抱えて生きる高校生たちの姿を描いた、いま話題のHBOドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』。
2019年にアメリカのHBOで放送が開始されたシーズン1は、1エピソードあたり約550万人が視聴するほどの大ヒットを記録し、作中に登場する象徴的なメイク「ユーフォリア・メイク」は、その大胆なラインストーンと色使いで瞬く間にトレンド入りするなど多方面からも注目を集めた。
そんな海外でシーズン2の配信が始まった『ユーフォリア』のメイクのなかでも、とくにファンの間で人気を集めているのは、学校のマドンナ的存在のマディを演じるシンガー兼俳優のアレクサ・デミーが披露した「ダブルアイライン」。
ちょっぴりレトロさがありながら、今っぽい要素も上手に取り入れたアイラインルックが、パワフルでセクシーだとファンの間で話題沸騰中。そこで、今回は『ユーフォリア』のメイクを担当するメイクアップアーティストのドニエラ・デイヴィーが、その象徴的なアイラインの引き方とコツを自身のインスタグラムで紹介した。
「ダブルアイライン」のポイントは“目尻の延長上”
ドニエラによると、マディのようなシャープな「ダブルアイライン」を成功させるポイントは、アイラインを“目尻の延長上”に描くこと。
はじめに、目の中心から目尻までアイラインを大きくはね上げずにスッと引く。次に、下まぶたの目尻部分にだけラインを引き、先ほど描いたラインとつなげて「く」の字になるようにする。このとき、アイラインはできるだけシャープである必要があるため、メイク落としを含ませた綿棒などを使って余分な部分を修正しながら丁寧に作り上げて。
アイラインが出来上がったら、今度は先ほど描いたラインと並行するように、下まぶたから新たに短めのラインを加える。この工程はかなり失敗しやすいそうなので、ラインを引きたい部分に下書きをしてから行なうのがおすすめなのだとか。
その後、目頭に切開ラインを加え、下まぶたのまつ毛のキワに2mm幅でドットを描いてバランスを整える。あとは、上下のまつ毛にマスカラをたっぷりと塗ったら、セクシーで大人っぽい「ダブルアイライン」の完成!
ちなみに、ドニエラが劇中で実際に使用したアイラインは、ロレアル パリの「フラッシュ ウィング アイライナー(ブラック)」。価格は1,000円台とかなり手頃で、しかも日本からも入手できるので、話題のダブルアイラインを真似してみたい人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)