『アベンジャーズ』シリーズ最大の敵、サノス
2019年に公開された映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、2008年に公開された映画『アイアンマン』から10年以上にわたって描かれてきたMCU作品の集大成として、大ヒットを記録した名作。
『アベンジャーズ』シリーズの最大の敵といったら、ジョシュ・ブローリン演じるサノス。サノスはインフィニティ・ストーンの力を使い、全宇宙の生命の半分を消し去るという事件を起こし、アベンジャーズたちを大いに苦しめた。
実は、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』には、そんなサノスを生んだ張本人が出演していたことをご存じだろうか。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場した“サノスの生みの親”
“サノスを生んだ張本人”が登場するのは、サノスが指パッチンをした5年後が描かれるシーン。キャプテン・アメリカ参加したグループセラピーの中で、その姿を見つけることができる。
涙を誘うそのシーンで、スピーチする男性に「君はどうした?」と優しく語り掛けるスキンヘッドの人物。実はその人こそが、サノスの生みの親であるジム・スターリン!
1973年に宇宙の暴君サノスを生み出し、1991年に『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』に影響を与えたコミックシリーズ『インフィニティ・ガントレット』を執筆したジム・スターリンは、MCUの基礎を作ったコミックライター。MCUにはアイアンマンなどを生み出したスタン・リーが毎回カメオ出演していたことは有名だが、実はサノスの原作者まで登場していた。
監督のルッソ兄弟は「プレミアで何人かの人が歓声をあげているのを聞いたよ」と語り、彼にスポットライトを当てられたことを米EWで喜んだ。
もし『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見る機会があれば、ぜひジム・スターリンの姿を探してみて。(フロントロウ編集)