マーベル新ドラマ『ムーンナイト』新映像にあのキーパーソンが！MCU他作品とのつながりも気になる

MCUで最もイレギュラーなダーク・ヒーロー『ムーンナイト』

　マーベル・スタジオが新たに贈る最新ドラマシリーズ『ムーンナイト』が、3月30日（水）16時よりディズニー公式動画配信サービスDisney+（ディズニープラス）独占で日米同時配信開始となる。

　このたび、MCU史上最もミステリアスなダーク・ヒーロー“ムーンナイト”の謎に満ちたその姿を捉えたキービジュアル＆新映像が全世界で解禁された。

　キービジュアルは、ダークな黒一色を背に、顔左側にスティーヴン・グラント（オスカー・アイザック）、そして右側には未だ謎に包まれているムーンナイトの二つの顔が描かれ、混在する複数の人格を見て取れる。

　また解禁された場面写真では、戦いの後であることをうかがわせるムーンナイトと、神妙な面持ちで電話を受けるスティーヴンを捉えている。

新映像にはスティーヴンに呼びかけるコンシューの姿が

　本作の主人公は国立博物館のギフトショップで働く“穏やかな性格”の男スティーヴン・グラント。平凡な日々を送る彼はある悩みを抱えていた。それは、時に記憶が飛び、時に身に覚えのない“狂気に満ちた残酷”な記憶が蘇るという幻覚。

　自分はいったい誰なのか？何に怯えているのか。そして、頭の中に響くのは“もう一人の自分”の声…。

　コントロールできないその人格を受け入れたとき、“暴力と残虐性に満ちた人格”のマーク・スペクターが現れ、白スーツに身を包んだダーク・ヒーロー“ムーンナイト”が誕生する。

　新映像では、原作コミックで主人公にムーンナイトの力を与えた古代エジプトの月の神・コンシューの姿がこれまでよりもはっきりと見える。やはりドラマでも、コンシューの存在が大きなカギを握るのか？

　また、主人公のスティーヴンが話す奇妙なイギリス英語のアクセントも話題になっている。というのも、原作のムーンナイトはアメリカ海軍に所属していたこともあるという設定のため、本来ならばアメリカ英語を話すはず。今回スティーヴンのイギリス英語がどこかおかしいのも、彼の多重人格にヒントが隠されているのかもしれない。

　さらに、イギリスと聞いて思い出すのは、MCU映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。トム・ホランド演じるスパイダーマンが戦った地もイギリスだった。MCUは、作品同士で深く絡み合っているため、『ムーンナイト』と他作品とのつながりにも注目。

　ムーンナイト（マーク／スティーヴン）を演じるオスカー・アイザックが「“私たち”はムーンナイトだ」とコメントを残す通り、複数の人格を持つ主人公の苦悩と葛藤を、ドラマチックかつミステリアスに描く本作。

　マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）と世界観を共有しながらも、新たな独自のトーンで描かれる『ムーンナイト』は、今までに観たことのない世界を見せてくれるはず。

　注目の最新作であり、MCU史上最もミステリアスなアクション・サイコスリラー『ムーンナイト』は3月30日(水)16時より日米同時配信開始。（フロントロウ編集部）