今海外ではこれまでのピーリングへのイメージを覆す、ある成分が大注目。多くのブランドからスキンケア製品が登場しているトレンド成分をご紹介。(フロントロウ編集部)

話題のピーリング成分「マンデル酸」

 ピーリングは毛穴レスな肌や透明感のある肌に近づけてくれる一方で、気になるのが肌への刺激。自宅でピーリングできる製品を使ってみたいけれど、刺激や乾燥が心配という人もいるのでは?

画像1: 話題のピーリング成分「マンデル酸」

 そんな人にぜひ知ってほしいのが、今海外で大注目の成分「マンデル酸」。マンデル酸とはアーモンド由来のAHA(フルーツ酸)のことで、穏やかなピーリング効果を持つAHAの中でも、圧倒的に刺激が少ないとされている。

 この刺激の少なさが話題を呼び、海外ではマンデル酸を配合したスキンケア製品が大ヒット中。Google検索では、過去1年で「mandelic acid benefits(マンデル酸 利点)」のキーワード検索が90%も増加している。

画像2: 話題のピーリング成分「マンデル酸」

マンデル酸はなぜ刺激が少ないの?

 マンデル酸がほかのピーリング成分よりも刺激が少ないのは、分子が大きいから。

 化粧品化学者のロン・ロビンソン氏は、「マンデル酸はほかのAHAにくらべて分子構造が大きいため、肌に浸透するまでに時間がかかります。この速度がゆっくりなことで、肌への刺激がかなり少なくなります」と米Byrdieで説明。時間をかけて肌に浸透するため、刺激を感じるリスクが低くなり、優しく使えるのだという。

画像: マンデル酸はなぜ刺激が少ないの?

 ゆっくり浸透することでピーリング効果が減ってしまうのではと考える人もいると思うけれど、その心配は無用だという。皮膚科医のエヴァ・シモンズ・オブライエン医師は、「マンデル酸を使ったピーリングは、ほかの成分を使用したときと同じく、毛穴の開きや色素沈着、くすみなどを改善する効果が十分に期待できます」と説明した。

 ちなみに海外ではスキンケア製品だけでなく、マンデル酸配合の頭皮ケア製品も話題。マンデル酸は、頭皮の汚れを穏やかにオフしてくれる作用もあるという。

 海外で注目を集めるピーリング成分のマンデル酸は、圧倒的に穏やかな成分ではあるものの、人によっては合わない可能性もあるため、少ない量を週に1回から使い始めるのがベストだそう。日本でも購入できる製品もあるので、気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)

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