毛穴を余計に目立たせるファンデの塗り方とは?
数ある肌悩みのなかでも、多くの人が抱えている悩みのひとつが「毛穴」。なんとかメイクで毛穴を隠そうとするも、なかなか上手にカバーできず、かえって毛穴を目立たせてしまった経験、誰しも一度はあるのでは?
じつは、毛穴をきれいに隠したい場合は、ファンデーションをただ塗るだけではNG。むしろ毛穴につまって目立たせる可能性があるため、毛穴隠しに特化したベースメイクの手順を身につける必要があるとメイクのプロは言う。
俳優のジェシカ・アルバやファッショニスタのオリヴィア・パレルモなど多くのセレブをクライアントに持つメイクアップ・アーティストのダニエル・マーティンが、毛穴レス美肌を叶えるために気をつけたい2つのNG行為と対処法を米Byrdieで詳しく解説した。
1.肌に合わない「化粧下地」を使っている
ダニエルによると、メイクの悩みが人それぞれ違うように、化粧下地もそれぞれ異なる役割を持っている。そのため、化粧下地は“いま流行りのもの”を選ぶのではなく、自分の肌悩みに合ったものを使うのが良いそう。
たとえば、今回のような毛穴の開きが気になる場合は、毛穴を埋める「シリコン系下地」を使うのが効果的。あとからのせるファンデーションの仕上がりが格段にアップとダニエルは言う。
シリコン系下地の使い方に関しては、毛穴にこすりつけるのではなく、軽くたたくように塗るのがポイント。その理由について、ダニエルは「シリコン系下地は、肌にこすりつけたり、強く引っ張ったりすると崩れやすくなります。そのため、肌にトントンと叩き込んだほうが効果的です」と説明。メイクスポンジや薬指を使うとよりキレイに仕上がるとも付け加えた。
2.「高カバーファンデ」で毛穴をカバーしている
毛穴レス美肌をつくるとき、たいていの人は「カバー力の高い」ファンデーションを使って毛穴を隠そうとするけれど、じつはこれもNG。ダニエルいわく、これらのファンデーションは厚塗りになって毛穴が余計に目立ちやすくなるだけなので、軽い着け心地のサラッとしたタイプに切り替えたほうがいいそう。
なかでもダニエルのオススメは「ツヤ系」のファンデーション。肌にうるおいを与えるだけでなく、光の反射で毛穴や凹凸をぼかしてくれるため、とくに毛穴の開きに悩む人にはピッタリなのだとか。
ちなみに、薄づきでカバー力が少し物足りないと感じる場合は、ファンデーションを厚塗りせず、気になる部分にだけコンシーラーを塗るのがオススメだともアドバイスした。
気になる毛穴を上手に隠すプロのテクニック。毛穴はファンデーションで隠せば隠すほど目立ちやすいので、正しいメイク方法を身につけて、毛穴レス美肌をゲットしてみて。(フロントロウ編集部)