『ターミネーター2』でT-1000を演じたロバート・パトリックが、次のターミネーター役に適役だと考える俳優の名前を明かした。(フロントロウ編集部)

ロバート・パトリックがジョン・シナと再共演

 映画『ターミネーター2』やドラマ『X-ファイル』などの出演作で知られる俳優のロバート・パトリックが、ついにDCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)に参戦。DCEU初のドラマである『ピースメイカー』で、主人公ピースメイカーの父親であるホワイトドラゴン(オーギー・スミス)を演じた。

 本作の主演は、俳優でありプロレスラーとして有名なジョン・シナが務めた。ジョンとロバートは、2006年の映画『ネバー・サレンダー 肉弾凶器』で共演しており、この作品では主人公とその敵という立場だったが、『ピースメイカー』では親子という関係に。

 アクションが盛りだくさんだった『ネバー・サレンダー』では、撮影中にロバートがジョンの腕を殴ったり、パイプを使って殴ったりしていたそうだが、『ピースメイカー』の現場で再会した際には、ロバートが第一声で「元気だった?腕はどう?」と話しかけ、その意味を理解したジョンが「大丈夫ですよ(笑)」と答えるほど、今でも関係は良好だという。

 米/Filmのインタビューでそんな出来事を明かしたロバートは、さらに、『ネバー・サレンダー』当時から今まで変わっていないという、ある思いを語った。

 「私たちはお互いに尊敬しあっています。私はジョン・シナ、そして彼が人生でやり遂げたことの大ファンなんですよ。『ネバー・サレンダー 肉弾凶器』の撮影をし始めた時に、彼に、“君が次のターミネーターになるべきだ”と話したんです。そして彼はそれを覚えていた。彼はそれを覚えていたし、私はそれについて本気でした。“君は本当に完璧な次のターミネーターになる”と言いました。まだ起こりえるでしょう。私のなかでの、彼への敬愛と尊敬は今でも変わっていません」

 1991年の映画『ターミネーター2』でロバートが演じたT-1000は、映画史に残る悪役として有名。そんな彼に、次のターミネーター役に推されるというのは、光栄なことだろう。

 『ターミネーター』シリーズに登場する人型ロボットのターミネーターといえばアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800が最も有名だが、T-XやRev-9、はたまたT-3000など、これまで多くのタイプが登場してきた。

 アーノルドの代わりは誰にも務まらないが、肉体派のジョンが新たなターミネーターとしてシリーズに登場するとなれば、多くのファンの興味を引くはず。

 現在『ターミネーター』シリーズ最新作の制作はとくに進められていないが、いつかジョンがターミネーターになる日はくる…?

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.