プリングルズの入れ物から手が抜けなくなるのは“あるある”!?
先日、スーパーボウルの中継で放映されたプリングルズの“自虐的”なコマーシャルが話題になっている。プリングルズを食べているとき、最後のほうになって入れ物の底にあるチップスを取ろうとして手が抜けなくなった経験をしたことがある人はいるだろうか? このCMはそんなプリングルズファンの長年の問題をネタにしている。
パーティーでテーブルに置いてあったプリングルズに手を伸ばした男性。そのとき悲劇は起きた。入れ物に手がすっぽりとはまって抜けなくなってしまったのだ。そして、男性はあろうことかプリングルズの入れ物と“共存”することを選択する。
「そのまま放置しないでなんとかしろよ」と思わずツッコみたくなるが、そこはフィクション。片手がプリングルズになった状態で日常生活を過ごす男性は、やがてある女性と恋に落ちて結婚。子供にも恵まれ、幸せな結婚生活を送る。そこから一気に時は流れ、すっかり高齢になった男性はプリングルズの入れ物が腕にはまったまま病院のベッドで人生の最期を迎える。
プリングルズの公式サイトによると、このCMを制作するきっかけとなったのは、SNSに投稿された“プリングルズの入れ物に腕がはまった”というファンのエピソードだった。実際、プリングルズの販売元が行なった調査では、回答者の43%がプリングルズの入れ物から手が抜けなくなったことがあると答えている。
ちなみに、プリングルズには“正しい食べ方”があるという。同社の広報担当者いわく、味付けされているのは凸面だけなので、チップスのフレーバーを最大限に楽しみたいという人は缶から出した時にチップスを裏返しにして口に入れるといいとのこと。(フロントロウ編集部)