肥満差別の餌食になった50セントが反撃に出る
現地時間2月13日に行われたスーパーボウルのハーフタイムショーにサプライズ出演して大反響を呼んだラッパーの50セントが、放送を見た一部の人たちからファットシェイミング(肥満差別)ととれるコメントが殺到していることに反応を示した。
ドクター・ドレーやエミネムら“最強ヒップホップ軍団”による圧巻のパフォーマンスはもちろんのこと、出演が事前に告知されていなかった50セントが登場したことも大きな話題に。しかし、人々の関心は彼のステージよりも“体形”に集まった。「太った」「明らかに昔とサイズが違う」など、体形を揶揄するようなコメントが相次ぐなか、ツイッターを更新した50セントは、注目されている状況を逆手に取って自身がプロデュースするアパレルブランドの商品をちゃっかり宣伝。
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— 50cent (@50cent) February 15, 2022
さらに、「ただからかわれてるだけだよ。みんな俺が簡単に体重を落とせることを知っているからイジってるんだ。だから俺はそれを笑い飛ばす。ファットシェイミングは自分が太っていることを恥じているときにしか適用されない(笑)」とインスタグラムに投稿し、自分では太っていると思ってないからそのことで何を言われようと“まったくダメージはない”と批判を一蹴した。
ファットシェイミングやボディシェイミングは女性セレブが標的にされるイメージがあるが、男性セレブも例外ではない。過去には俳優のジェイソン・モモアやラッパーのカニエ・ウェストもその標的になったことがあるほか、シンガーのチャーリー・プースや俳優のジャスティン・バルドーニが体形に関する悩みを抱えていたことを明かしている。(フロントロウ編集部)