ここ最近たびたびインスタグラムでキム・カーダシアンやピート・デヴィッドソンを批判して賑わせているカニエ・ウェストが、自身がこれまでに確執を抱えてきた人物たちのリストを自らシェアした。(フロントロウ編集部)

カニエ・ウェストが“確執を抱えてきた人たちリスト”をシェア

 子供たちの教育方針をめぐって離婚協議中の妻であるキム・カーダシアンを批判したり、キムが現在交際しているコメディアンのピート・デヴィッドソンを批判したりと、ここ最近、インスタグラムに特定の相手への批判を投稿しては削除するという行動を繰り返しているカニエ・ウェスト

画像: カニエ・ウェストが“確執を抱えてきた人たちリスト”をシェア

 カニエといえば、キムやピートの他にも多くの著名人と口論をしてきたことで知られるが、本人としてもその自覚はあるよう。最近はインスタグラムで頻繁にエゴサーチもしていると見られるカニエは今回、ツイッター・アカウントの「Hip Hop by the Numbers」が投稿した、カニエがかつて口論をしてきた著名人や企業のリストを自らのインスタグラムでシェア。

 現在進行形で口論になっているキムや、長年の宿敵として知られるテイラー・スウィフト、最近勘違いが元で批判して反論にあったビリー・アイリッシュを筆頭に、MTVやナイキ(Nike)、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)といった企業/ブランドのほか、『サウス・パーク』や『ペッパピッグ』というアニメも含まれている。

カニエ・ウェストがリストに物申す

 カニエがこのリストをシェアしたのは、これに異議を唱えるためだったのだが、少なくとも、ここに書かれている人物らと口論になったことがあるのは認めているよう。むしろ、カニエはこのリストだけでは網羅できていないとして、「勘弁してくれよ。これの2倍はいる」と斜め上の反論。

 現在は削除されている投稿で、カニエは「アップルとスポティファイ、ヴィヴェンディ・ユニバーサル、(ユニバーサルミュージックのCEOである)ルシアン・グレインジュ、TikTok、黒人歴史月間、『サタデー・ナイト・ライブ』のキャスト全員、ヒラリー・クリントン、悪魔、(クリス・ジェンナーの恋人である)コーリー・ギャンブル、(アマゾンCEOの)ジェフ・ベゾス、シャーラメイン・ザ・ゴッド、ディズニー、リベラルたちを追加してくれ」とリストに付け加えた。

 さらに、既にリストで名前が挙がっていたピート・デヴィッドソンにも改めて言及。カニエがピートを呼ぶ時に使う「スキート」というニックネームを用いて、「それからもちろんスキートも」と続けた。

画像: カニエ・ウェストがリストに物申す

カニエ・ウェストと『ペッパピッグ』の確執って?

 ちなみに、カニエが確執を否定しなかったアニメ『ペッパピッグ』との関係性について気になる方も多いと思うが、これは、『ペッパピッグ』が2021年にカニエのアルバム『ドンダ(Donda)』を揶揄したためと見られる。音楽の批評に定評のある米・音楽メディアPithforkは昨年、アルバムレビューで『ドンダ』に10点満点中の6点をつけたのだが、一方で、『ペッパピッグ』が発表したアルバム『Adventures: The Album(アドベンチャーズ:ジ・アルバム)』については6.5点と採点。

 『ペッパピッグ』のツイッター公式アカウントはこれを受けて、カニエが『ドンダ』をリリースするにあたり、米ジョージア州アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで何度もリスニングパーティーを行なっていたことを引き合いに出し、現在は削除されているツイートで「ペッパは、この評価を得るのにメルセデス・ベンツ・スタジアムでリスニングパーティーを開催する必要はなかった」と投稿していた。カニエとしては、どうやらこの投稿を“口論”と受け止めているよう。(フロントロウ編集部)

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