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ウィル・スミス主演の最新作『ドリームプラン』で描かれるビーナス&セリーナ・ウィリアムズとは一体どんな人物?彼女たちのすごさが分かるエピソードをご紹介!(フロントロウ編集部)

アカデミー賞候補!ウィル・スミス主演映画『ドリームプラン』

 2022年2月23日、アカデミー賞有力候補のひとつと言われているウィル・スミス主演の最新作『ドリームプラン』が日本公開となる。

 プロデューサーでもあるウィルの強い思いにより実現した本作は、世界最強のテニスプレーヤー姉妹ビーナス&セリーナ・ウィリアムズとその父親、リチャードにまつわる驚きの実話を描いた感動作。米辛口映画批評サイトRotten Tomatoesで98%のスコアを獲得している。

 テニス未経験のリチャードは、姉妹が生まれる前から独学で唯一無二の「計画書=ドリームプラン」を作成していた。その無謀なプランと娘の可能性を信じ続けた父は、どうやって2人の世界チャンピオンを誕生させたのか?その知られざるストーリーに迫る。

 先日発表されたゴールデングローブ賞ではウィル・スミスが主演男優賞(ドラマ部門)を獲得し、早くもアカデミー賞最有力として注目が高まっている『ドリームプラン』。そんな本作で描かれるビーナス&セリーナ・ウィリアムズとはいったいどんな人物?

テニス界の絶対王者ウィリアムズ姉妹!

 世界最強のプレイヤーでありながら、起業家・投資家・ファッションデザイナーをはじめ様々な分野のビジネスで大成功を収めているウィリアムズ姉妹。

画像1: テニス界の絶対王者ウィリアムズ姉妹!

 ビーナスとセリーナは、富裕層の白人が主体だったテニス界を変え、前人未到の地を切り開き、世界中の多くの人々に影響を与えている人物。大坂なおみのあこがれの人物でもある。

画像2: テニス界の絶対王者ウィリアムズ姉妹!

 姉のビーナスは、グランドスラムで7回、ウィンブルドン選手権で5回優勝し、オリンピックでは合計4個のメダルを獲得した世界最強のテニスプレーヤー。スポーツ史上最も優秀で、影響力のある女性のひとりでもある。

画像3: テニス界の絶対王者ウィリアムズ姉妹!

 彼女はわずか14歳でプロテニス界の階段を上り始め、瞬く間にトップランクに達し、数え切れないほど多くの記録を塗り替えながら数々の大会で優勝を果たし、テニス界に旋風を巻き起こした。

 また、テニス以外でも、幼い頃からクリエイティブな面を開拓していくことを母親に勧められ、ファッションスクールに入学。すぐにファッションとインテリアデザインの世界に魅了され、現在はその大胆な気質に従い、2つのベンチャー事業で成功を収めている。

 さらに、ファッションデザイン学準理学士号を取得し、2012年にはスポーツウエアブランドも立ち上げた。

 インスタグラムでは155万人、ツイッターでは170万人という数多くのファンが彼女を支えている。

画像4: テニス界の絶対王者ウィリアムズ姉妹!

 一方、妹のセリーナは、グランドスラム四大大会連続優勝を達成。これまでに、シングルス73勝、ダブルス23勝を挙げ、オリンピックでは、4つの金メダルを獲得した。

画像5: テニス界の絶対王者ウィリアムズ姉妹!

 そして2015年のウィンブルドン、全仏オープン、全豪オープン、そして14年度全米オープンと合わせてグランドスラム四大大会を連覇。この偉業を称え、彼女の功績は“セリーナ・スラム”と呼ばれている。

 起業家・投資家・ファッションデザイナーとしても認められており、熱心な慈善事業家でも知られているセリーナ。

 ウィリアムズ家は暴力に苦しむ住人たちが必要なサービス提供機関を、故郷のカリフォルニア州コンプトンに開設しており、包括的なリソースネットワークの活動にも力を入れている。

 そしてセリーナは、インスタグラムは1,417万人、ツイッターが1,070万人という、姉のビーナスを超える驚異の人数にフォローされている!

男女格差の撤廃を求め、テニス界の男女の賞金を同額に!

 2007年、ウィンブルドンに賞金の男女格差の撤廃を求めて断固とした態度で闘い、それを勝ちとったビーナス。彼女は、テニスの男女の賞金を同額にした、まさに歴史を塗り替えた人物でもある。

画像: 男女格差の撤廃を求め、テニス界の男女の賞金を同額に!

 ビーナスはこれまでに、米Vogueの「ベストドレッサートップ 10」、米Sports Illustratedの「お洒落な50人」に選ばれ、セリーナは、米Forbesの「自力で出世した人々」を特集した年刊誌の表紙や、米Fast Companyの「最も生産性の高い人々」を特集した号の表紙、そして米Sports Illustratedの2015年度「スポーツパーソン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれている。

映画『ドリームプラン』で豪華すぎるタッグ!

 映画『ドリームプラン』では制作総指揮を務めた姉妹。彼女らの父親を演じたのは、2度のアカデミー賞ノミネート、人気・実力共にハリウッドのトップを極めたウィル・スミス。

画像: 映画『ドリームプラン』で豪華すぎるタッグ!

 ビーナスは、「彼の父の演じ方がとても好きでした。スウィートさ、人としての強さ、そして狐のように狡猾な雰囲気がでていて。そしてなによりも、父として娘を守る人として描かれていたところが素晴らしかった」と語り、セリーナは「ウィルは完全にリチャード・ウィリアムズになりきってくれました。彼のおかげでこの映画は一層レベルの高いものになったと思います」と語っている。

 ウィル、ビーナス、セリーナという豪華すぎる人物たちがタッグを組んだ映画『ドリームプラン』は、2022年2月23日に日本公開。(フロントロウ編集部)

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