エリザベス女王が久々に孫やひ孫たちと面会
先月末に新型コロナウイルスに感染したことを公表した英王室のエリザベス女王が回復し、公務に復帰したことがわかった。王室は当初、エリザベス女王は「軽い風邪のような症状」で療養中も負担にならない程度で公務を続けていくと発表していたが、いくつかのリモート会議をキャンセルするなど、感染を公表して以降、公に姿を見せていなかったことから体調が心配されていた。
英Daily Mailによると、エリザベス女王は先週の日曜日にウィンザー城の敷地内にあるフロッグモア・ハウスで孫のウィリアム王子と妻のキャサリン妃、そしてジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人のひ孫たちと面会。ウィリアム王子の従姉妹で、女王にとっては同様に孫にあたるベアトリス王女と彼女の生後5ヵ月の娘シエナも一緒だったという。
フロッグモア・ハウスはエリザベス女王のお気に入りの場所で、以前はよく近くの公園で愛犬の散歩をしている姿を目撃されていた。近所にあるフロッグモア・コテージには、現在、ベアトリス王女の妹ユージェニー王女と夫のジャック・ブルックスバンク氏、昨年2月に誕生した息子のオーガストが暮らしているが、夫妻はアメリカに渡航中で、週末にエリザベス女王が訪れた際は不在だった。
エリザベス女王を代表するバッキンガム宮殿は女王の感染からの回復についてコメントを出していないが、体調はすこぶる良いそうで、今週の火曜日(現地時間3月1日)にウィンザー城から2つのリモート会議に参加。関係者が米Peopleに明かした話では、今後もほかの職務を継続するそうで、スケジュールには私的な予定も組み込まれているとのこと。(フロントロウ編集部)