2022年注目のイギリス人俳優18名
エディ・レッドメイン
エディ・レッドメインは英国が生んだカメレオン俳優。映画『レ・ミゼラブル』でブレイクを果たし、『博士と彼女のセオリー』、『リリーの全て』などに出演し、数々の賞を受賞している。イギリス王室のウィリアム王子と同期で、同じラグビーチームに所属した学友であったというエピソードもある。
そんな彼の2022年の注目作は、なんといっても4月8日に公開となる映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。『ファンタビ』シリーズ最新作では、ハッフルパフ寮出身の魔法動物学者、ニュート・スキャマンダー役として、仲間とともに敵・グリンデルバルドに立ち向かう。
ジュード・ロウ
同じく2022年公開の『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』で若きダンブルドアを演じるジュード・ロウは、2004年に米Peopleが選ぶ「最もセクシーな男」にイギリス人として初めて選ばれた人物。
最新作ではタイトルにもなっている通り、“ダンブルドアの秘密”が物語の鍵を握っているため、大活躍すること間違いなし。最重要人物と言っても過言ではないダンブルドアの、過去や秘密、そして内に秘めた想いを、ジュード・ロウがこれまで着実に積み重ねてきたキャリアを持って演じ切る。
ダニエル・ラドクリフ
ダニエル・ラドクリフは、『ファンタビ』シリーズを含む“魔法ワールド”シリーズの『ハリー・ポッター』シリーズで主人公のハリー・ポッター役を務めた俳優。現在32歳のダニエルは『ハリポタ』卒業後は『スイス・アーミー・マン』や『ヴィクター・フランケンシュタイン』といった作品に出演し、個性派俳優としての地位を確立している。
2022年には、サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ブラッドピットと共演するアドベンチャー映画『ザ・ロストシティ』で悪役を演じることでも注目されている。
トム・ホランド
2022年公開の映画『スパイダーマン』シリーズや『アンチャーテッド』などで主演を務め、今をときめく超人気俳優のトム・ホランドも見逃せない。映画『インポッシブル』(2012年)でスクリーン俳優としての活動をスタートさせた彼は、今や世界の人気者。
最近では、『スパイダーマン』シリーズで共演したゼンデイヤとの交際が明らかになり話題をさらった。
ロバート・パティンソン
映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でブレイクしたロバート・パティンソンは、『トワイライト〜初恋〜』などの人気作品でキャリアを積み、近年では『ライトハウス』や『TENET テネット』といった作品で個性的な演技を披露している。
2022年には超注目DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』で主演のバットマン/ブルース・ウェイン役を務めるため、世界中から熱視線を集めている。風変わりで気さくな性格がチャームポイント。
ユアン・マクレガー
映画『トレインスポッティング』で世界にその名をとどろかせ、『スター・ウォーズ』シリーズで不動の人気を獲得したユアン・マクレガー。2022年5月25日には、ディズニープラスで配信される同シリーズのスピンオフドラマ『オビ=ワン・ケノービ』で主演を務める。
若い頃はジュード・ロウとルームシェアしていたこともあるユアン。1990年代から常に第一線で活躍し続ける英国俳優といえる。
ベネディクト・カンバーバッチ
ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』、映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』、そして『パワー・オブ・ザ・ドッグ』など、幅広い作品で活躍しているベネディクト・カンバーバッチ。“女性と同じ賃金でなければ仕事を引き受けない”と宣言していることでも知られる。
そんな彼の最新作は5月4日に公開予定のMCU新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。ドクター・ストレンジの行く末は必見。
ダニエル・クレイグ
英国秘密情報部の007こと、ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ。高級なスーツに身を包み、アストン・マーティンに乗って颯爽と現れる英国ヒーローの象徴ともいえる難しい役どころを見事演じ切った。
2022年にはそんなダニエル主演のミステリー映画『ナイブズ・アウト』シリーズ第2弾がNetflixで配信予定。007卒業後の彼の動向も要チェック!
トム・ヒドルストン
まさに“英国紳士”というイメージのトム・ヒドルストン。MCU映画『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズでロキ役を務めブレイクを果たしたトムは、エディ・レッドメインとウィリアム王子と同級生。スペイン語、フランス語、ギリシャ語も流暢に話す、まさに文武両道。
2021年6月にディズニープラス配信されたドラマ『ロキ』に引き続き、同作のシーズン2が2022年に撮影開始!
ジェイソン・ステイサム
英国出身の超人気アクション俳優ジェイソン・ステイサム。スキンヘッドとコワモテな表情、そして意外にもチャーミングな一面をあわせ持つ彼は世界中の人気者。映画『ワイルド・スピード』シリーズや『エクスペンダブルズ』シリーズに出演し、現在はサメ映画『MEG ザ・モンスター』の続編が制作中。
2022年には、ジョシュ・ハートネットやヒュー・グラントと共演するスパイ映画『オペレーション・フォーチュン:ルセ・ド・ゲール』が公開予定。
ハリー・スタイルズ
イギリスのボーイズグループ、ワン・ダイレクションのメンバーでシンガーとしても世界的な人気を誇るハリー・スタイルズは、最近俳優としての活動にも積極的。2017年に出演したクリストファー・ノーラン監督による映画『ダンケルク』に出演し俳優としての才能を開花させると、2021年にはMCU映画『エターナルズ』で重要なポジションを担うキャラとして登場。
2022年にはオリヴィア・ワイルド監督による『Don’t Worry Darling(原題)』でフローレンス・ピューと共演し、激しいラブシーンを演じることでも注目されている。ハリーは現在ワイルド監督と交際中。今後、俳優としての活動も増すかもしれない。
タロン・エジャトン
破天荒な展開と年の差バディの“親子感”がたまらない『キングスマン』シリーズのタロン・エジャトン。映画『ロケットマン』や『イーグル・ジャンプ』などへの出演でキャリアを積んできた彼は、演技だけではなく歌唱力も抜群!
2022年秋にはコリン・ファースと共演する『キングスマン』シリーズの最新作の撮影が始まるため、そちらの情報も要チェック。
ハリス・ディキンソン
ハリス・ディキンソンは、2021年12月に公開された映画『キングスマン』のスピンオフ『キングスマン:ファースト・エージェント』で“キングスマン”創設の立役者、コンラッド・オックスフォードを演じ、注目度が高まっている俳優。
映画『マレフィセント2』や『ブルックリンの片隅で』に出演してきた現在25歳の彼は、今後『Where the Crawdads Sing』をはじめ、4本以上の作品への出演が決まっており、ブレイク間違いなし。
リチャード・マッデン
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スターク役として注目され、映画『ロケットマン』、『1917 命をかけた伝令』、そしてMCU映画『エターナルズ』などに出演してきたリチャード・マッデン。次期ジェームズ・ボンド役の候補にも挙がっており、2022年も目が離せない。
フィン・ホワイトヘッド
フィン・ホワイトヘッドは、映画『ダンケルク』で長編映画デビューをし、エミー賞を受賞したNetflixオリジナル映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』で主演を務め、タイ・シェリダンとリリー=ローズ・デップと共演した映画『ヴォイジャー』などに出演。
2022年2月に公開された映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』ではジム・ブロードベント演じる主人公ケンプトン・バントンの息子ジャッキー役を熱演し、今後も様々な作品への出演が決定している期待の新人。
レゲ=ジャン・ペイジ
2020年12月にNetflixで配信開始となり、世界的大ヒットを記録したドラマ『ブリジャートン家』でメインキャストを務めたレゲ=ジャン・ペイジ。“有色人種の貴族”という革新的なキャスティングの中、ひときわ目を引き、次期ジェームズ・ボンド候補としても有力視されている。
2022年はNetflixで配信予定の映画『グレイマン』に出演。今後の活躍からも目が離せない!
ヒュー・ダンシー
ドラマ『ハンニバル』でウィル役を務め、影のある怪しげな魅力でファンを釘付けにしたヒュー・ダンシー。ドラマ『HOMELAND』などでも知られる彼は、2022年にドラマ『ダウントン・アビー』の映画版第2弾『Downton Abbey: A New Era(原題)』に新キャストとして参加。
また、人気犯罪ドラマ『LAW & ORDER』の新作にも出演予定。地方検事ネイサン・プライス役を務めることが決定している。
ジュード・ヒル
ジュード・ヒルは、俳優・監督・舞台演出家として知られるケネス・ブラナーが自身の幼少期の体験を投影して描いた自伝的映画『ベルファスト』で主演を務めた現在11歳の俳優。2010年生まれのジュードは、本作で長編映画初出演を果たし、国際的に大きな注目を集めている。
ハリウッド批評家協会では新人賞を受賞し、Critics' Choice Awardsでは最優秀若手パフォーマーにノミネートされているジュード。映画『ベルファスト』は2022年3月25日に公開予定。
(フロントロウ編集部)