ドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』に出演することを宣言していた「あの人」が最後まで登場せず波紋を広げている。(フロントロウ編集部)

※この記事はドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』のネタバレを含みます。ご注意ください。

『SATC新章』に本人が“出演宣言”も最後まで登場せず

 かつて一生を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の待望の続編ドラマ『AND JUST LIKE THAT... / セックス・アンド・ザ・シティ新章』(以下『SATC新章』)に出演することを宣言していた「あの人」が最後まで登場せず、ファンのあいだでさまざまな憶測が広がっている。

 その人物とは、サラ・ジェシカ・パーカー演じる主人公のキャリーの元恋人で映画版にも登場して話題になったエイダン。

画像: ©︎HBO / Album/Newscom

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 フロントロウでもお伝えしたが、『SATC新章』の制作が正式に発表されたあと、米Page Sixのインタビューに応じたエイダン役の俳優ジョン・コーベット本人が、「出演します。すごくワクワクしています。けっこう(たくさん)出ると思います」と出演を明言していた。しかし、いざ『SATC新章』がスタートするとどのエピソードにもエイダンの姿はなく、とうとう最終話を迎えてしまった。

制作陣は苦言もサラ・ジェシカ・パーカーは擁護

 出演予定だったが途中で予定変更になったのか? それとも撮影に参加したがカットされてしまったのか? エイダンの不在が波紋を広げるなか、ショーランナーのマイケル・パトリック・キングが米IndieWireで驚きの真実を明らかに。

 同氏いわく、はじめからエイダンを『SATC新章』に登場させる構想はなかったそうで、「そもそも私たちはエイダンについて何も言っていません」と言うと、「私たちはつねに人々が経験している現実を見つめ、非常に抑制的になるよう心がけています。エイダンが登場するしないは関係ありません。(続編で)キャリーにとって本当に大変なことが起きました。このシーズンを通して色々ありました。私たちはこの状況を打開し、彼女を光の中に送り込みたかったのです。最終話のタイトルは『Seeing The Light(光を見る)』です。私たちは彼女にそこから抜け出して欲しかったんです」と続けた。

 また、『SATC新章』の脚本を担当するジュリー・ロッテンバーグ氏は、「(出演すると嘘をついたことについて)ジョン・コーベットは個人的に謝罪文を書くべきです」と怒りを露わにした。

画像: 制作陣は苦言もサラ・ジェシカ・パーカーは擁護

 ちなみに、キャリー役のサラによると、ジョンが出演していないことが話題になってすぐ、彼女のもとにジョンから個人的に謝罪の連絡があったという。制作陣は少々お怒り気味だったが、サラはさほど気にしていないようで、「私はおもしろいと思いましたけどね。彼は紳士的な人なので、わざわざ私に連絡をして、ジョークのつもりでやったことを謝罪してくれました。だから、『全然いいのよ。ここは自由の国なんだから』と言いました。少なくとも私は愉快で楽しいと感じましたから」と『Watch What Happens Live(原題)』で話し、擁護する姿勢を見せた。(フロントロウ編集部)

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