7月から「AFTER HOURSTIL DAWN WORLD TOUR」がスタート
2020年最大のヒット曲と言われる「Blinding Lights」などで知られるシンガーソングライターのザ・ウィークエンドが、『After Hour』と最新アルバム『Dawn FM』を引っ提げて、ワールドツアーを行なうことが決定。
「AFTER HOURS TIL DAWN WORLD TOUR」と名づけられたツアーは、北米とヨーロッパに加え、アフリカや中東、南米、オーストラリア、そしてアジアを周る予定で、先陣をきって7月から北米で公演が開催される。
今回北米ツアーのチケットの販売情報が公開されたのだが、ザ・ウィークエンドの北米ツアーは、チャリティ活動にも力を入れていた。なんとツアーのチケットが1枚売れるごとに1ドルが国連世界食糧計画(WFP)と提携して立ち上げられた、「XO Humanitarian Fund」に寄付されるため、チケットを購入するだけでチャリティ活動に参加することが出来るようになっている。さらにウィークエンドは、チケットの枚数に応じて寄付するだけでなく、追加で50万ドル(約5,500万円)の寄付を同団体に行なったよう。
これまでにもザ・ウィークエンドは複数の団体に寄付しており、人道支援活動に力を入れるなか、2021年に国連世界食糧計画(WFP)のアンバサダーに就任。エチオピア北部で発生した数ヵ月にわたる紛争を受けて、100万ドル(約1億1,000万円)を寄付したこともある。
海外のアーティストは今回のザ・ウィークエンドのように、チケットの売り上げ枚数に応じて寄付する人が多く、チケットを購入するだけでチャリティ活動に参加できるシステムになっている。チケットの売り上げ枚数に加え、ザ・ウィークエンドはさらに寄付するという一歩踏み込んだ行動でサポートの姿を見せた。(フロントロウ編集部)