薄毛に悩んでいたというマシュー・マコノヒー
アカデミー賞の主演男優賞を獲得した2013年公開の名作『ダラス・バイヤーズクラブ』や、2014年公開のクリストファー・ノーラン監督作品『インターステラー』への出演などで知られるマシュー・マコノヒー（52）。2005年には米Peopleが選ぶ「最もセクシーな男性」にも選出されるなど、そのビジュアルでも人気を集めてきたマシューだが、まだ若かった1990年代には、薄毛に悩まされていた時期があったとう。
今回、マシューは英LADbibleとのインタビューで薄毛に悩まされていた当時を振り返っており、「『ウェディング・プランナー』のような作品を見てもらえれば、私の髪が薄くなっていることが分かるかと思います」と、2001年に公開された映画『ウェディング・プランナー』ではそれが分かるはずだとコメント。
「2000年に、ジャマイカで西暦が変わることを祝うパーティーに参加した時の写真を持っているのですが、大笑いしながら下を向いている僕の頭頂部には、野球ボールくらいの大きさのハゲた部分があるんです」と続けて、当時はハッキリと分かるほど薄毛が進行していたと振り返った。
薄毛に悩んでいたという1999年のマシュー・マコノヒー。
マシュー・マコノヒーは「植毛した」というデマが広まっていた
現在では、薄毛に悩まされていた時期があったとは思えないほど彼の髪の毛はフサフサになっているが、「どうしてまた生えてきたかですか？ それは最大のミステリーですよ」とマシュー。彼によれば、軟膏を毎日10分塗るという治療を続けていたことが髪の毛の復活に繋がったといい、「一生懸命やったんです。（男性型脱毛症の治療薬である）プロペシアのようなものは一才使わずに、手作業でやりました」と、髪の毛を生やすために懸命に取り組んだと振り返った。
軟膏を塗り込むという方法で髪を復活させたマシューだったが、あまりに見事に復活したことから、とある医師が“マシューが植毛したらしい”というデマをでっち上げて、それが広まってしまったこともあったという。
インタビューの中で、マシューは“植毛したらしい”という噂を耳にした医師に会った時のことを振り返っており、「彼から、『髪の毛を見てもいいですか？ 触って、見てみたいのですが』と言われたんです」と、その医師から噂の真相を確かめられたことがあったと告白。「『どうぞ』って言うと、『植毛はしていないのですね』って言われました」と続けて語り、その噂を払拭することができたと回想した。
「僕に言えるのは、戻ってきたということだけです。今では1999年の時よりも髪が生えていますよ」と英LADbibleに語るように、現在も毛量を維持しているマシューは、20年以上にわたって同じ軟膏を塗り続けているという。
「『もうやらなくても大丈夫かな？』って様子を見るためにこれを止めるなんてことはしません。そういう可能性には手を出さないつもりです」と語って、これからも軟膏を塗る習慣は続けていくつもりだと宣言した。（フロントロウ編集部）
