ポップパンクに転向したマシン・ガン・ケリー
2020年9月にリリースした自身初のポップパンク・アルバム『ティケッツ・トゥ・マイ・ダウンフォール』が、ロック・アルバムとしては同年初となる全米アルバムチャートでの首位を獲得し、昨今のポップパンクの再ブームに火をつけた1人となったマシン・ガン・ケリー。
デビュー当初はラッパーとして活躍し、2017年にはビルボード・ミュージック・アワードでカミラ・カベロとの「Bad Things」が最優秀ラップ・コラボレーション賞にノミネートされるなど、ラッパーとしても成功を収めていたマシン・ガン・ケリー。ここ何年かはもっぱらポップパンクの楽曲の制作に取り組んでおり、3月25日には2作連続のポップパンク・アルバムとなる新作『メインストリーム・セルアウト』のリリースも予定している。
マシン・ガン・ケリーに“ギターを弾いていない可能性”が浮上
ポップパンクに転向したこともあって、最近の自身の楽曲には特にギターのサウンドが不可欠となり、ステージでは自らギターを奏でていることで知られるマシン・ガン・ケリーだが、今回、実は彼は“ギターを弾いているフリをしているだけではないか”とする説が浮上することとなった。
今回、マシン・ガン・ケリーのギターに疑惑の目を向けたのは、アメリカの楽器販売チェーンであるギター・センターで働くグンナーという従業員。彼は自身のTikTokアカウントにマシン・ガン・ケリーのシグネチャー・モデルのギターについての動画を投稿して、ギターに音を消すことができる「キルスイッチ」がついていると指摘した。
「ご存知でない方のために、このスイッチを下げると、ボリュームを完全にカットして沈黙させることができるんです。マシン・ガン・ケリーはライブパフォーマンス中にどのようにこれを使っているのでしょう?」とグンナーは動画のなかで問いかけている。
キルスイッチがついていること自体は珍しいことではないのだが、グンナーによれば、マシン・ガン・ケリーはライブパフォーマンス中にもそのスイッチを作動させて、音を出ない状態にしているという。
グンナーが投稿した動画はこちら。
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少なくとも、グンナーが見つけたいくつかのライブ写真では、このキルスイッチが作動している状態だったため、グンナーはマシン・ガン・ケリーは実はギターを弾いていないのではと推測している。
ちなみに、マシン・ガン・ケリーは複数の楽器を奏でるマルチプレイヤーとして知られ、ライブではドラムのパフォーマンスも披露している。(フロントロウ編集部)