期待のバットマン単独映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』がついに公開
映画『猿の惑星』シリーズなどで知られるマット・リーヴス監督がメガホンを取った『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、DCユニバースに属さない単独映画として注目を集めながら3月11日に日本公開となった映画。
注目のバットマン/ブルース・ウェイン役には、映画『ハリー・ポッター』や『トワイライト』シリーズ、『TENETテネット』で知られるロバート・パティンソンが抜擢され、キャットウーマン/セリーナ・カイルをゾーイ・クラヴィッツが、リドラーをポール・ダノが、ペンギンをコリン・ファレルが、アルフレッドをアンディ・サーキスが、ジェームズ・ゴードンをジェフリー・ライトがそれぞれ演じている。
そんな本作で主演を務めるロバートは、なんとオーディション時にハイヒールを履かされたそう。
ロバート・パティンソンがハイヒールを履かされた理由
ロバートの演じるバットマンは、これまでにないブルース・ウェインの魅力を存分に発揮していると話題になっている。そんなロバートだが、自身の相手役となるキャットウーマンとのオーディションの際、“背が高く見えてほしい”というスタッフの意向で、ハイヒールのスニーカーを履く羽目になったそう。とはいえ、ロバートはもともと身長約185センチ。
ロバートは米EWのインタビューで、「台本のセリフを初めて喋ったのは、ゾーイ(・クラヴィッツ)のオーディションの時でした。彼ら(スタッフ)は、冒頭の僕には背が高くあってほしいと考えていたので、僕はヒールの高いスニーカーを履いて、この奇妙なバットマンの衣装でよちよち歩いていました。カメラは僕ではなく、僕の後頭部を捉えていたのですが、僕は文字通り大パニックに陥っており、役を得ようとしているゾーイに心の支えを求めていたんです」と苦笑しながらコメント。
一方ゾーイはそんなパニック状態のロバートをよそに緊張していたらしく、「相性を見るオーディションは本当に強烈でした」と語り、「ロブ(ロバートの愛称)はバットスーツを着ていて、撮影監督もいて、サウンドステージできちんとしたカメラテストが行われました。部屋でセリフを読むだけじゃないんです。だから、控えめに言っても威圧的でした」と語っている。ちなみにゾーイの身長は約157センチ。スタッフは実際の身長差以上の差を2人の間に出したかったようだが、最終的にはロバートにハイヒールを履かせるというアイディアは却下されたもよう。
映画『THEBATMAN-ザ・バットマン-』は、3月11日より全国公開中。(フロントロウ編集部)