ノーマン・リーダスが『ウォーキング・デッド』撮影現場で負傷
大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』でダリルを演じる俳優のノーマン・リーダスが最終シーズンの最終話の撮影中にケガをし、一時的に脳震盪(のうしんとう)に見舞われたことが明らかになった。
ノーマンが負傷したのは3月11日、アトランタ州ジョージアで行なわれていたシリーズ最終話のロケ現場。
ノーマンの広報担当であるジェフリー・シャッセン氏は米Deadlineに出した声明の中でノーマンが脳震盪を起こしたことを認めたうえで、「彼は順調に回復しており、まもなく仕事に復帰するでしょう。心配してくださる皆さんに、お礼を申し上げます」とコメントした。
詳しい事故の内容やノーマンがカメラが回っている最中に負傷したか否かは明かされていないが、現場関係者の米Page Sixへの証言によると、ノーマンは事故当日に病院を受診したそう。
脳震盪とは、頭部に直接あるいは間接的な衝撃が加わることで生じる、さまざまな症状からなる症候群のこと。症状は頭痛やめまい、吐き気などであることが多く、一時的な意識消失や健忘が起こることも。多くの場合、短時間で回復するが、衝撃の度合いによっては医師の診断を受ける必要がある。
現在は休息をとり、回復中だというノーマン。幸い大事には至らなかったようで、広報担当の声明通り、数日中にも撮影に復帰することが見込まれている。
ノーマンは3月18日~20日にわたってアトランタで開催されるファンイベント『Fandemic Tour』に登場予定だったが、同イベントへの参加は見送られることが発表されている。
また『ウォーキング・デッド』を放送する米AMCはノーマンの負傷により、同シリーズのクランクアップが数日遅れることになるだろうとPage Sixにコメントしている。(フロントロウ編集部)