『ハリー・ポッター』を大スクリーンとフルオケで、圧倒的臨場感を体感する“魔法のコンサート”

『ハリー・ポッター』は音楽が重要な映画

　史上最も成功した映画シリーズのひとつである『ハリー・ポッター』は、映画音楽の面でも重要な作品。

　ジョン・ウィリアムズが作曲したメインテーマ「ヘドウィグのテーマ」は、市場調査会社OnePoll が2021年に行なった調査で、『スター・ウォーズ』『タイタニック』『ロッキー』などの名作映画を抑えて“最も認知度の高い映画音楽”の1位に認定された。まさに“誰もが知る映画音楽”である『ハリー・ポッター』のテーマ。しかし何度も耳にしたことがあっても、あのテーマを生のフルオーケストラで聴くことは全く別次元の体験。

　とくに『ハリー・ポッター』は、シーンでどの音楽が流れるか、その音楽がどのように流れるかによって今後の展開やその時の状況を暗示しているなど、じつは音楽で多くのストーリーを表現している映画。そんな劇中の音楽スコアをひとつひとつどう演奏するかは、シネマコンサートでは指揮者と演奏者に委ねられる。映像と音楽がフィックスされた映画館やDVDでは絶対できない体験がそこにあるのだ。

「視・聴・感」で楽しむ新エンタメ体験

　音楽を家で聴くのと、コンサートで聴くのは全く別体験であることは誰もが認めること。それはシネマコンサートも同じ。シンバルが鳴ったときの“圧”、バイオリンの旋律による“響き”など、フルオーケストラによる生演奏は体で感じられるもので“聴く”以上の体験。

　映画全編をスクリーンで観ながら、音楽の部分だけをオーケストラの生演奏で味わうシネコンは、映画上映であり、コンサート。視覚・聴覚・触覚で楽しめるまったく新しいエンターテイメント体験であり、映画館やDVDでの鑑賞とは違う『ハリー・ポッター』との新たな出会いが生まれるはず。

スケール・雰囲気の違いが「非日常的な体験」を生む

　シネマコンサートは会場や雰囲気でも“非日常”な体験ができるイベント。

　まずはそのスケールの大きさ。通常、シネコンは一般的な映画館よりも大きな会場で映画が観られる。「ハリー・ポッター™️ シネマ・コンサート シリーズ 2022」の会場も、約5000席を誇る大ホールである東京国際フォーラム ホールA。この大ホールのステージに600インチの巨大スクリーンが設置され、すぐ下には総勢80人強のフルオーケストラ。さらに3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の上映ではコーラス隊も参加する。映画鑑賞として見ても、オーケストラ鑑賞として見ても、シネコンは贅沢なシチュエーションなのだ。

　さらにシネマコンサートは、オーケストラのラグジュアリーな雰囲気と映画のカジュアルな雰囲気が絶妙にMIXされた独特の空気感も魅力。「ハリー・ポッター™️ シネマ・コンサート シリーズ 2022」は演奏を格式高い東京フィルハーモニー交響楽団が、指揮を国内外で活躍する栗田博文が務めるトップクラスのオーケストラ体験で、記念日にも申し分ないイベントなのだが、同時に、映画上映らしいエンターテイメント性があり、過去に同じ会場で開催された『スター・ウォーズ』のシネマコンサートでも、映画に登場するストームトルーパーのコスプレをしている観客がいたり、客席にダースベイダーが登場したりと、ワクワクする雰囲気が会場中にあふれていた。

　映画『ハリー・ポッター』ファンにとっては映画との新しい出会いが生まれ、初めて観るという人にとっては作品との贅沢すぎる出会いとなるであろう来る「ハリー・ポッター™️ シネマ・コンサート シリーズ 2022」。ぜひ足を運んで一度あの感動を体験して欲しい。

ハリー・ポッター™️ シネマ・コンサート シリーズ 2022　概要

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