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スタバの店員、閉店間際に来店すれば“無料のコーヒー”がもらえると主張
スターバックスの従業員を名乗る人物が、「つまりこれは無料のコーヒー」というキャプションをつけてTikTokにアップした動画が話題になっている。動画にはスターバックスのプラスチックカップに入った複数のコールドブリューコーヒーが映っており、その横に「営業時間終了後に捨てられるアイスコーヒーたち。閉店間際に感じ良くお願いしてくれたら、(タダで)あげるかも」と書かれていた。
@cinnamonfebreze I mean it's free coffee☕️ #starbucks #starbucksdrinks #coffee #sbux ♬ original sound - pyah
この従業員の主張では、無礼な態度を取る客を除いて、閉店間際に来店すれば無料でコーヒーがもらえる可能性があるということだが、実際のところどうなのか?
最近、日本でもよく耳にするようになった食品ロスを減らすという意味では、良い行いのようにも思えるが、米Mashedによると、スターバックスでは食品の安全性を確保するために、すべての店舗で賞味期限が切れた食品や飲料を廃棄することが義務づけられており、この従業員のように本来であれば廃棄されるはずのドリンクを客に無料で配布することはルール違反にあたるという。
ちなみに、決して多くはないが、独断でこういったことを行なっている従業員はほかにもいるようで、動画のコメント欄には、同業者と思われる人物による「私たちもいつも作りすぎてしまうので、よくお客さんに持っていくように促してる」という書き込みもあった。なので、運良くそういう従業員が働く店にあたればもらえることもあるのかもしれないが、“普通はもらえない”と考えておいたほうがよさそうだ。
また、店舗によってはそもそもこういった残り物が出ないような取り組みを行なっているそうで、なかには、もったいないので仮にコーヒーが余ってもカップは使わないという声もあった。(フロントロウ編集部)