テイラー・スウィフトの新曲「Carolina」の一部が公開に
テイラー・スウィフトの次なるチャプターは、ちょっぴりホラーなものになるかもしれない? 2020年に『フォークロア』と『エヴァーモア』の2枚のアルバムをサプライズでリリースしたテイラーによる、およそ1年以上ぶりとなる新曲「Carolina」の一部が、新作映画『Where The Crawdads Sing(原題)』のトレーラー映像と共に公開された。
映画『Where The Crawdads Sing』は、リース・ウィザースプーンのプロダクション会社Hello Sunshineが製作を手がける、ディーリア・オーウェンズによる同名の小説『ザリガニの鳴くところ(Where The Crawdads Sing)』を原作にした映画で、ドラマ『ノーマル・ピープル』などで知られるデイジー・エドガー=ジョーンズが主演を務める。
『Where The Crawdads Sing』のあらすじについて、プレスリリースには次のように記されている。「ノースカロライナ州にある危険な湿地帯で大人になった少女カイアの物語。何年もの間、『湿地の少女』に関する噂がバークレー・コーヴの街中で囁かれ、聡明で活発なカイアはコミュニティから孤立してしまう。カイアは街出身の2人の若い少年たちと出会い、自分にオープンになって新しい世界へと足を踏み入れていくのだが、少年の1人が遺体となって発見され、彼女は瞬く間にコミュニティから容疑者の1人とされてしまう」。
テイラーは元々、ディーリアによる原作のファンだったそうで、映画化されることを知ってすぐに、楽曲提供をしたいと思ったそう。「『ザリガニの鳴くところ』は数年前に読んで夢中になった本です。素晴らしいデイジー・エドガー=ジョーンズが主演を務め、聡明なリース・ウィザースプーンがプロデュースを手がける映画が制作されることを聞いた時、私はすぐに、音楽面からそれに参加したいと思いました」とテイラーはインスタグラムに綴っている。
「私は『Carolina』という曲を1人で書き、友人であるアーロン・デスナーにプロデュースをお願いしました。この魅惑的な物語に、取り憑かれるような神秘的なものを提供したいと思ったのです」と続けて、『フォークロア』と『エヴァーモア』でも共作したザ・ナショナルのアーロン・デスナーがプロデュースを手がけてことを明らかにした。
テイラーのちょっぴりホラーなテイストの新曲「Carolina」の一部も聴ける映画『Where The Crawdads Sing』のトレーラー映像はこちら。
テイラーによれば、「Carolina」は間もなくフルバージョンが公開される予定とのこと。映画『Where The Crawdads Sing』は全米で2022年7月15日に公開される。(フロントロウ編集部)