リップフィラーの人気が下火に
ふっくらと弾力のある唇を叶える方法として、ここ数年、海外では唇にヒアルロン酸を注入する「リップフィラー」がセレブの間でも注目を集めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響でクリニックに通うことができない人が続出し、次第に人気は低下。
実際に、米トレンド集計プラットフォームのSpateが公表したデータによると、リップフィラーの検索件数は昨年に比べて減少。全盛期の2016年ごろに比べると注目度は落ちているそう。
一方で、アメリカでは同じく唇をふっくらさせる唇専用美容液「リッププランパー」の検索数が昨年に比べて200%も増加。クリニックに通う必要があるリップフィラーから、自宅で気軽にできるリッププランパーに切り替える人が増えているという。
次世代リッププランパーの誕生
ほかにも、リッププランパーの人気を後押ししているのは、“次世代型リッププランパー”の誕生。
従来のリッププランパーといえば、チリ、シナモン、ペパーミント、メントール、ビーベノム(蜂毒)などの刺激成分によって唇をボリュームアップさせていたが、ピリピリとした痛みを伴う場合があり、苦手意識を持つ人も少なくなかった。
実際にセレブメイクアップアーティストのデニー・アダムも「これらのリッププランパーは、長期間使用すると唇にダメージを与える可能性があります」と米Bustleでコメント。「特別な日だけならまだしも、毎日使うのはオススメしない」と忠告する。
そんななか誕生したのが、低刺激なのにしっかり唇をボリュームアップさせてくれる次世代型のリッププランパー。
従来の刺激成分の代わりに「低分子ヒアルロン酸」「セラミド」「ナイアシンアミド」などの美容成分を配合することで、唇にうるおいを与えてボリュームアップ。毎日のリップケアにも使用できるほか、敏感肌の人でも使えると人気を集めている。
海外で話題のリッププランパー2選
今回はそんなリッププランパーの中でも、とくに海外で人気のアイテムを2つご紹介。
Fenty Beauty「グロス ボム ヒート リップ ルミナライザー」
1つめのアイテムは、リアーナが手がけるフェンティ・ビューティーの「グロス ボム ヒート リップ ルミナライザー」。ショウガの根油やコショウなどの刺激成分に加え、リッチなシアバターを配合。ウエットな光沢感のある、ジューシーでふっくらとした唇に導いてくれる。カラーは全6色で価格は3,800円。フェンティ・ビューティーの公式オンラインショップから購入可能。
Kosas「ウェット リップオイル プランピングトリートメント グロス」
2つめのアイテムは、コーサスの「ウェット リップオイル プランピングトリートメント グロス」。低分子ヒアルロン酸とペプチドを配合することで唇に刺激を与えず、ふっくらとうるおいのある仕上がりに。ほかにも、アボカドオイルやシアバターなどの保湿成分を配合しており、夜のリップケアにもオススメ。全8色展開で価格は2,692円。ファッション通販サイトRevolveなどから購入できる。
ふっくらボリューミーな唇に導く海外で話題のリッププランパー。日本でも低刺激タイプのリッププランパーは増えているので、気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)